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100キロ減量に成功したブラジル男性、減量体験を出版

100キロ減量に成功

電車・バス、駅のホーム等に専用席が設けられるなど、肥満に寛容と言われるブラジル。近年は健康志向が高まってきたとはいえ、街ゆく人の6割以上は肥満状態というのが実感だ。

そんなブラジルで、100キロ以上の減量に成功した人がいるという。

グローボ系ニュースサイト「G1」が伝えたところによると、ブラジル北東部バイーア州出身の男性が100キロ以上の減量に成功し、その体験を綴った著書「賭け:僕が100キロ減量した動機」を出版したという。

この壮大な物語の主人公はバイーア州サルバドール市出身の広報マン、ファビアーノ・ラセルダさん(35歳)。同僚とちょっとした賭けをしたのがきっかけで、薬も手術もなしで100キロ以上の減量を達成した。

当初、誰かにこの体験を書いてもらおうと考えていたが、自分で書くことにしたという。

「この本に自分の魂を込めたかったんです。自分の言葉で書いたほうが確実に伝わるだろうと思ってね」(ファビアーノさん)

出版に至るまでのすべてのプロセスは彼の手によるもので、出版費用は賭けに勝ったお金で賄った。もし賭けに負けていたら車を売らなければならなかったという。

減量を始めた2014年10月当時、ファビアーノさんは183センチ、192キロの巨漢だった。当時の同僚の間で6か月で60キロの減量成功できるかどうかの賭けをしたという。各人が掛け金を出し、もし達成できなかったら賭け金の倍の金額を出すことになっていた。

「僕の父は勝手に5000レアル(約18万円)を賭けました。そのせいで僕は負けたら10万レアル(約36万円)を払う約束をしたことになりました。父のことを知る人は、絶対に減額には応じないと言いましたが、勝手に賭け金を払っておいて、減額しないなんてひどいよね」(ファビアーノさん)

ファビアーノさんは以降、損失を避けるために毎日ランニングをして6か月で60キロの減量に成功した。運動と食事制限だけで目標を達成したのだ。

ただ、60キロ落としたところで、肥満状態であることに変わりはなかった。

「この60キロを超えるところが最も難しく、賭けに勝った後、自分が本当はどうありたいのかもう一度考え直すことになり、自分の中で葛藤が始まりました。健康的な生活をしたいと思ってるのか、不摂生に戻りたいのかよくわからなかったのです。だから100キロ減量を目指すための動機を探すことにしました」(ファビアーノさん)

その動機として選んだのが、本を書くということだった。

(次ページへつづく)

(文/原田 侑、写真/Acervo pessoal)
「賭け:僕が100キロ減量した動機」を発刊したファビアーノ・ラセルダさん

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