航空機の発着遅延状況、世界中で比較するとブラジルは実は優秀!? ブラジルの10空港、4航空会社が「定刻発着」で高評価

2018年 01月 18日

グアルーリョス

OAGの報告書において「発着の遅延」の定義は、予定時間から15分以上遅れた場合、としている。

ブラジルで発着の多い空港は、上から順にグアルーリョス(サンパウロ州)、ガレオン(リオデジャネイロ州)、コンフィンス(ミナス・ジェライス州)、コンゴーニャス(サンパウロ州)、サントス・デュモン(リオデジャネイロ州)だが、いずれも遅延の少ない上位20位以内にランクインした。

他にはヴィラコポス(サンパウロ州)、ブラジリア(連邦区)、クリチーバ(パラナー州)、ヘシーフィ(レシフェ)(ペルナンブーコ州)、ポルト・アレグリ(リオ・グランヂ・ド・スウ州)も遅延の少ない空港として名前が挙がっている。

航空会社では、ブラジルの4大航空会社(ゴウ、ラタン、アヴィアンカ、アズウ)がランクインしている。

OAGの調査は、さまざまな切り口で定刻発着率でランキングを出しているが、まずは、空港規模別のランキングを見てみたい。

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(文/原田 侑、写真/GRU Airport/Portal da Copa)
写真はグアルーリョス空港