「灰の水曜日」までプログラムが目白押し。リオデジャネイロで路上のカーニバルを楽しもう

2018年 02月 7日

ブロコ・ダ・プレッタ

この期間は、早朝から深夜まで、リオの路上で音が鳴り止む日は無い。

2月10日(土)の早朝7時からは、ブロコ「コルダォン・ダ・ボーラ・プレッタ(Cordão do Bola Preta)」が、セントロでの行進で100周年を祝う。

翌日2月11日(日)の8時からは、「アレイア(Areia)」がゾーナスウ(南エリア)を盛り上げる予定。

同11日(日)の11時からは、東京を拠点に活動しているサンバチーム「ケール・スウィンガール・ヴェン・プラ・カ(Quer Swingar Vem Pra Cá)」がヴィライザベウ地区のバラォン・ヂ・ドゥルモン広場で演奏を披露する。

そして大観衆が予想されるのは、2月12日(月)8時からの「サルジェント・ピメンタ(Sargento Pimenta)」、そして2月13日(火)8時からの「カルメリータス(Carmelitas)」。

2月14日(水)の「アミーゴス・ダ・オンサ(Amigos da Onça)」にいたっては、なんと早朝6時からアテーホ・ド・フラメンゴで行進をスタートする。

リオ市内のブロコを効率良く見に行きたい!という人には、G1が今年度から開設したブロコを検索できるサイト「ESCOLHA SEU BLOCO」が便利だ。

ポルトガル語のみの表記だが、左側のFiltrar(フィルター)にチェックを入れて、好みのブロコを絞っていける。

時間帯(Manhã=午前、Tarde=午後、Noite=夜)、地域(Centro=セントロ、Zona Leste=東エリア、Zona Norte=北エリア、Zona Oeste=西エリア、Zona Sul=南エリア、Zona Portuária=ポートエリア)、日付カレンダー、対象(Infantil=子供、Outros=その他)、規模(Bloquinho=小規模、Blocão=大規模)、タイプ(Parado=停止型、Cortejo=行進型)となっている。

ちなみに、バンダ・ヂ・イパネマ(Banda de Ipanema)やムリェーリス・ヂ・シコ(Mulheres de Chico)、モノブロコ(Monobloco)といった人気巨大ブロコは、灰の水曜日以降の週末に出現したりするので、ぜひ各ブロコのスケジュールを確認して、世界最大のカーニバルを目一杯楽しんでほしい。

(文/柳田あや、写真/Fernando Maia/Riotur)
写真は2月5日、リオデジャネイロ市。ブロコ・ダ・プレッタという団体の行進と盛り上がる人々

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