ビアンカ・ジスモンチが父エギベルトに捧げたショウ「Gismonti 70」が上陸

2018年 02月 25日

ジスモンチ

幅広い範囲のブラジル音楽、ジャズ、クラシック音楽をベースにしながら独自の音楽性を拡げて聴かせるピアニスト、ヴォーカリストのビアンカ・ジスモンチが、自身のトリオを率いて約2年ぶりに来日する。

父エギベルト・ジスモンチや幼少時から家族付き合いをしていた故ナナ・ヴァスコンセロス、母親の故郷である北東部の音楽などからも多大な影響を受けたというビアンカ・ジスモンチは、クラシック音楽やジャズの素養も持ちながら、伝統的な打楽器を交えた編成で演奏されるフォホーやマラカトゥといった北東部の音楽をピアノに置き換えて指で演奏してしまうという、ブラジル音楽ならではのピアノ演奏を奏でてしまう。

今回ビアンカは、2017年12月にブルーノート・リオで行った父エギベルトの生誕70周年を記念したプログラム「Gismonti 70」をコットンクラブジャパンで披露する(ブルーノートリオではビアンカ・ジスモンチ・トリオに加え、ゲストにジャーニ・ドゥボキ、ジャキス・モレレンバウンを迎えて行われた)。ジスモンチ・ファンには聞き逃せないショウとなるだろう。

会場:コットンクラブジャパン(千代田区丸の内 2-7-3 東京ビル 3F)

出演:ビアンカ・ジスモンチ・トリオ(ビアンカ・ジスモンチ(p, vo)、アントニオ・ポルト(b, vo)、ジュリオ・ファラヴィーニャ(ds))。

日時:
6月12日(火)、13日(水)
1st.show: open 5:00pm / start 6:30pm
2nd.show: open 8:00pm / start 9:00pm

ミュージック・チャージ:自由席 6,000円~。

予約・問い合わせはコットンクラブジャパン(http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/artists/bianca-gismonti/)まで。TEL 03-3215-1555 (11:00am – 10:30pm ※土・日・祝のみ11:00am – 9:00pm)。予約受付は3月3日(土)より。

(文/麻生雅人、写真提供/コットンクラブジャパン)