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ブラジル株式指数、2018年第1四半期で11.7%上昇

ブラスケン

2月の暴落以降、先進国の政局不安、貿易戦争への懸念などから世界の株式市場は一進一退を繰り返している。日経平均は年初2万4000円台まで上昇したが、先週、昨年10月の総選挙ごろの2万円台にまで下がった。

投資家だけでなく、史上最高益決算を発表している企業も株価の面では報われない状況が続いている。

ブラジルも2018年10月の選挙に向けて政局の不透明感が強い状態が続いているが、株式市場は必ずしもその状況を反映しているとは言えないようだ。

グローボ系ニュースサイト「G1」が3月29日づけで伝えたところによると、ブラジルの株式指数、Ibovespaは年初から11.7%の上昇を記録したという。

ブラジル株式市場は29日、石油化学大手ブラスケンの直近四半期の堅調な決算等、明るい材料がそろい、前日比1.78%の上昇で引けた。日中は前日比2%以上の上昇を記録する場面もあった。

3月26日の週は金曜日が復活祭祝日で休場で通常より営業日は少なかったが、前の週の終値から1.17%の上昇で第1四半期を終え、年初からの上昇率は11.7%となった。

現地投資会社テーハ・インベスチメントスのアナリスト、ヘジス・シンシラ氏の見解では、Ibovespaの上昇は米国の株式市場の影響を受けつつも、銀行の貸付スプレッド引下げや与信条件の緩和を迫る諸政策の結果、金融機関の資金が貸付から株式投資に向かったことも影響しているとのことだ。

シンシラ氏は、Ibovespaは短期的には下値が85,600ポイント、4月の1週目は87,350~88,300ポイントで推移すると予想している。

なお、現在までのIbovespa終値ベースの最高値は2月26日の87652ポイント。シンシラ氏の予想では4月の1週目には史上最高値を更新することになる。世界の株式市場が二番底、三番底を探っていた2月に最高値を更新している点は注目に値する。

ブラジルの市場センチメントは基本的に楽観的だとはよく言われる。この、根拠がよくわからないポジティブさをリスクとして敬遠する向きもあろう。

とはいえ、史上最高益企業が多いにも関わらず外国人の売り越しが続く市場と、根拠ははっきりしないがポジティブな市場、世界のマネーがどちらに魅力を感じているかは株価チャートを見れば明らかだ。

(文/原田 侑、写真/Divulgação)

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