フライト意識調査、日本人とブラジル人は機内では裸足になるのが好き!?

2018年 05月 17日

機内で裸足

世界最大級の総合旅行サイト・エクスペディアの日本語サイト、エクスペディア・ジャパンが、1年以内に飛行機に乗ったか、もしくはホテルに宿泊した、世界23カ国の男女18,229名を対象に、フライトに関する意識の国際比較調査を実施し手、その結果を公表した。

調査は2018年2月22日~3月19日にかけてインターネットリサーチで行われた。調査対象はアメリカ合衆国、カナダ、メキシコ、ブラジル、イギリス、フランス、ベルギー、オランダ、ドイツ、スイス、オーストリア、イタリア、スペイン、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア、タイ、インド、香港、台湾、韓国、日本。

機内で靴や靴下を履いたままでいるかに関するを質問における日本人の回答は「靴下を履いたまま、靴を脱ぐ(44%)」、「靴も靴下も履いたまま(40%)」、「裸足になる(16%)」だった。

このうち、機内で「裸足になる」という回答を国際比較すると、1位が日本(16%)で、2位はブラジルとスペイン(共にで11%)だった。以下、シンガポール10%、フランス9%、インド8%と続いた。

機内の座席は「窓側派」か「通路側派」かで好みが分かれるが、日本人は半数以上の53%が「通路側派」と回答した。「通路側派」が半数を超えているのは日本のみで、<世界でもっとも「通路側派」を好む>という結果となった。国際比較は、1位の日本(53%)以下は、2位はシンガポール、3位はアメリカ合衆国で47%、4位は香港で40%、5位は韓国で39%と続いた。ブラジルは8位(19%)だった。

通路側

機内の窓側や真ん中の席に座っている際、どのように通路に出るかという質問でにおける日本人の回答で、もっとも割合が多かったのは「寝ている人に背中を向けて乗り越える(38%)」だった。最も少なかったのは「寝ている人を起こして動いてもらう(24%) 」(24%) 」で、国際比較でも最も少ない数字だった。ウィキペディア・ジャパンは、「日本人は通路に出る際、誰にも迷惑をかけずに出られることを考えて、「通路側」を好んでいるのかもしれません」とコメントした。

「寝ている人を起こして動いてもらう」という質問の国際比較で上位だったのは、1位は香港(60%)、2位はブラジル(59%)、3位はシンガポール(58%)だった。

寝ている人を起こす

機内で友人・家族・恋人と隣同士になれるよう席の交渉をしたことがあるかをたずねる質問で、「ある」と回答した日本人はわずか6%にとどまり、世界でもっとも少ない結果となった。この質問の上位は1位はインド(41%)、2位はスペイン(33%)、3位はアメリカ合衆国(30%)だった。ブラジルは5位(25%)だった。数値でみると、最下位の日本(6%)は9位の香港(16%)からも大きく数字を下げていた。

席移動 航空機内

(文/麻生雅人、画像提供/AAE Japan)