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ブラジル南部で冬の味覚ピニャォンの収穫始まる

アラウカーリア ピニャォン

日本と季節が真逆のブラジルは、これから冬に向かう。季節の変化が比較的大きい南部・南東部では植物も冬支度に入り始めたようだ。

アラウカーリアという、現地日系人の間でパラナ松と呼ばれる樹木からとれる実・ピニャォンはブラジルの冬の風物詩で、フェスタ・ジュニーナ(6月祭)などでもふるまわれる、代表的な冬の味覚だ。

TVグローボが5月6日、アグリビジネス報道番組「グローボ・フラウ」で伝えたところによると、南部サンタ・カタリーナ州でピニャォンの収穫が始まったという。

同州のピニャォンは今年は豊作で、昨年の2700トンを上回るものとみられる。

同州カタリネンセ高原にあるパイネウ市では、約100件の農家がピニャォンの収穫期を迎えている。ピニャォンは30メートルの高さに実をつけるため、樹木を傷つけずに収穫するには熟練の技が必要だ。そしてこの技は収穫農家に代々受け継がれてきている。

「18歳くらいの時に初めて収穫をしました。収穫には家族に代々受け継がれている伝統的な方法を使います」(ピニャォン収穫農家、ジャイール・メイオさん)

また別の農家、エニオ・ヴィエイラさんの農地では、家族総出で収穫を行っている。ただ、木に登って実を取ってくるのはエニオさんの仕事だ。60歳のエニオさんはひと房ひと房を手で切り取っていく。エニオさんは1日10本以上の木に登って収穫する。

ピニャォン収穫の季節は家族でレンガの暖炉を囲む季節でもある。この地域のピニャォン調理法はゆでたり炒めるのが主流。家庭によっては焼き目をつけるところもある。

現在市場でピニャォンは1キロ3レアル(約90円)、昨年とほぼ同じ値段で取引されている。収穫は6月まで続く。

(文/原田 侑、写真/Mauro Scharnik/IAP)

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