ポルトガル語力向上の秘訣!? ブラジルのおすすめ新聞と読み方

2018年 05月 28日

ブラジル 新聞

ポルトガル語の語学力向上には、単純ですが沢山のポルトガル語を読むことが欠かせません。しかし、最初から分厚いビジネス書などに挑戦すると、量が多くて難解なので挫折してしまいます。

その点、ネットで読めるブラジルの新聞は、一つの記事当たりの文章量が短いですし、時事ニュースを仕入れることもできるので、大変おすすめです。

この記事では、ブラジルの現地新聞の読み方と、おすすめの新聞名をご紹介します。

筆者は紙ではなく、インターネットでデジタル版を購読しています。ブラジルで住んでいた場所が田舎だったので、そもそも物理的に紙版の配達がなかったということがデジタル版購読の理由ですが、今だったら例え紙版を読めたとしてもデジタル版を選択するでしょう。

電子書籍を読む方なら共感して頂けるかもしれないですが、分厚くて取っ付きにくい本でも、電子書籍で読むと分厚さを意識せず、面白くて一気に読んでしまうことがあります。

デジタル版新聞もこれに通じるものがあって、大量の文字を意識せず記事を読むことに集中できる点が良いです。さらに、デジタル版なので写真も鮮やかで綺麗ですし、気になる記事をメールやツイッターで保存&共有するのも簡単です。

筆者は、基本的には全てのタイトルに目を通して、気になった記事だけ新しいタブで開いて読むようにしています。一つの新聞で一日に2~3記事程度しか読まないので、一紙を読むのにかかる時間は5~10分程度です。毎日読むようにしているのは、三紙です。この読み方でだいたい、15~20分ほどで読めます。

もちろん、これがベストな読み方であるとは言いませんが、自分としては、複数の新聞を短時間に読み、かつ、主要ニュースを頭に入れて、無理なく継続するには丁度良い方法だと感じています。

それでは、以下いくつか具体的な新聞名をおススメ順にご紹介しましょう。ご紹介する新聞のうち、筆者が購読しているのは1~2位の新聞だけで、ほかの新聞は無料で読める範囲でタイトルのみナナメ読みしています。とても全部は読み切れないですので、読みやすい新聞を2~3紙選んで読むのが良いかと思います。

(次ページへつづく)

(文/唐木真吾、写真/Orlando Kissner/SMCS(arquivo))

著者紹介

唐木真吾 Shingo Karaki

唐木真吾 Shingo Karaki
1982年長野県生まれ。東京在住。2005年に早稲田大学商学部を卒業後、監査法人に就職。2012年に食品会社に転職し、ブラジルに5年8カ月間駐在。2018年2月に日本へ帰国。ブログ「ブラジル余話(http://tabatashingo.com/top/)」では、日本人の少ないブラジル北東部のさらに内陸部(ペルナンブーコ州ペトロリーナ)から見たブラジルを紹介している。
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