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【コラム】有難うと本当に思う

Makiko Yoneda

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※サンパウロで活躍する日本人ピアノ奏者、米田真希子さんのコラムがスタートします。第一回です。米田さんの紹介はプロフィールを参照ください。
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何か一つ越えると、いつもいつも、もっと先にと「求めて」いく。

人の欲求って、すごいね。

ジョアン・ボスコの曲に「芸術家は常に歩き続けなければいけない」という歌詞があるけれど。

誰一人として同じレールはないから、石をとって、耕して、タネを植えて、何度も土を変えて。芽が出たか? と思ったら潰されてとか。

それでも、何千って植えた種が、一つだけ花を咲かせてくれる事もある。

綺麗にぱっ! と咲いて、そして自然に散っていく。

そして、また新しいタネを植えたり、育ってきた芽に水をあげたり。

正しいと思っていた土地に毒があることがわかって、改めて、新しい土地を見つけに行ったり。

私の毎日はこんな事の繰り返し。

準備とか営業が99%位で、割りが合わない感じだけれど、音楽と一緒にいさせてもらって、音楽の力を感じさせてもらって、一緒に創っていけるあの一瞬の快楽は麻薬みたいなものなんだろう(麻薬はやったことないです、念のため)。

でも、今の自分の周りを見れば、こちら(サンパウロ)に来た時は全く夢にも想像してなかった人たちと真剣に音楽ができていたり、今まで見向きもしてくれなかった人たちが、ちょろっと横目ででも見てくれるようになった。

そして、その先を見れるようになってきた。

すごいって。

頑張ってるって。

そうよ。しっかり自画自賛(^_-)。

そして、

感謝なんだって。

私を支えてくださってくれている、素晴らしい人たちに出会わせてくれている何かに、感謝なんだって。

それは、両親、友人たち、愛ネコ、何だろうね。

とにかくー、たのしんでこ!

もっと先に、もっとすごい世界がある気がするから。

私が見たことなくって、感じたことない世界が、ある気がするの。

音楽で沢山の新しい場所、人たちに出会って、誰にとっても一回だけの時間を一緒に創って、感動、共有して。こんな素晴らしいこと、ないよね。

「創造」という芸術に少しでも携わさせて頂けている(何だか変な日本語だけど)という事に、本当に感謝なんだって。

さ。

れんしゅ!

 

 

(文・画像提供/米田真希子)
写真上は6月28日にセスキ・バウルーで行われたライヴの批評が掲載された現地紙「ジョルナウ・ダ・シダージ」
映像はMakiko Yoneda – Não posso ver um boteco – Makiko Yoneda Instrumental Sesc Brasil

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著者紹介

4歳よりピアノを始め、数々のクラシック大会で入賞。 一時音楽とは離れ、国際公務員になるべく、筑波大学、名古屋大学院で国際関係を學び、インドを中心にアジア各国を単身で訪れる。某外資系企業にて働くと同時にサンバダンサーとして活躍。 退社後、単身ニューヨーク、キューバ、ブラジルへと渡る。 キューバでは国立舞踊団に入団、コンテンポラーニャダンス及びパーカッションを學ぶ。サンパウロではサンバ学校に参加。その実力を認められソロダンサーとして抜擢され、各テレビメディアに出演、カーニバル出場。 その後日本へ一時帰国するが、アルセウ・バレンサとの出会いを機にレシフェに1年半滞在し、ブラジル音楽を独学で學ぶ。 2006年日本帰国。横浜モーションブルーでの定期的なライブ活動、NHKなどの各種イベント、都内一流ホテルでの演奏、プロデューサーとして活躍。 2011年。更なる音楽的向上を目指し単身渡伯。現在までに参加したプロジェクトは50以上。2015年ブラジルで行われた歴史あるショーロのコンクールでは全国5位(ピアニストではトップ)に入賞。ピアニストとして参加しているQuinteto do Zéの初アルバム「Sem Massagem」は2016年ブラジルで発売されたインストアルバムベスト10に選ばれ、サンパウロ政府の後援を受けリリース、ツアーも遂行。 2017年初のリーダーアルバム「Brasileirismφ」を発表。完成直前に詐欺にあうハプニングもあったがクラウドファンディング立ち上げ、成功。音楽評論家カルロス・カラードが選ぶ「2017年ベストCD50選」の1枚に選ばれる等、現地からも評価を得る。 音楽的活動が注目されるミュージシャンを集めたプロジェクトGIG NOVAの一人に抜擢。サンパウロ商工会議所での演奏も大成功に終了。 2018年4月にはブラジルでの登竜門とも言われる「セスキ インスツルメント」にて念願のCD発売記念ライブを実現。オリジナル性溢れる彼女の音楽世界の構築が期待されている。