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ブラジル総選挙でTV討論会を開催

大統領選 討論 ブラジル

ブラジル連邦共和国では、10月に行われる総選挙に向けて、各立候補者によるTV討論会が開催されている。

8月17日(金)には8名の大統領候補者が2回目のテレビ討論会をヘジTVで行った。1回目の討論会は8月10日(金)にTVバンデイランチスで行われている。現地メディア「G1」が伝えている。

討論会は2時間15分にわたったという。

参加したのはアウヴァロ・ジアス(ポデーモス党)、カーボ・ダシオーロ(愛国者党)、ジェラウド・アウキミン(社会民主党)、マリーナ・シウヴァ(持続可能性ネットワーク)、ジャイール・ボウソナロ(社会自由党)、ギリェルミ・ボウロス(社会主義自由党)、エンヒッキ・メイレリス(民主運動党)、シロ・ゴメス(民主労働党)の8候補。

討論会の開始前にはクリチーバ市で収監されているルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ(労働党、元大統領)の席も用意されているとアナウンスがあり、支持者が高等裁判所(TSE)に参加許可を申請したが却下されたという。

候補者たちは、雇用、教育、公共安全などの提案をそれぞれが発表した。

討論会は大きく4つのパートに分かれ、1番目のパートでは候補者たちが「なぜあなたは大大統領になりたいのか?」、「政治腐敗をなくすために、何を変えなければならないと考えるか?」といった質問に回答した。2番目のパートではヘジTVと雑誌「イスト・エ」からの質問に回答した。3番目のパートでは候補者同士が質問をし合い、4番目のパートではまとめとなる討論が行われた。

カーボ・ダシオーロ(愛国者党)候補は、リオのホッシーニャ地区などの市街戦について触れ、軍備や警察力の増強による治安の回復と維持などを訴えた。中絶に反対の立場も示した。

ジャイール・ボウソナロ(社会自由党)候補は、神を信じ、直ちに共産主義の亡霊を追放する愛国者の候補が必要だと語った。

ギリェルミ・ボウロス(社会主義自由党)候補は、プレサウ深海油田開発から外国企業を締め出すことなどを訴えた。

シロ・ゴメス(民主労働党)候補は、すでに法律が成立している案件を実用的なものに変える必要があると指摘。あらゆる種類の領域において行っていいことと不可なことを明確に定義するエコロジー経済学のゾーニングを一例として挙げた。

アウヴァロ・ジアス(ポデーモス党)候補は、ビジネス環境の改善には脱官僚主義、税制の簡素化、投資促進の3つの要素が重要だと訴えた。

民間の出身でルーラ政権時代に中銀総裁を務めテメル政権では財務相を務めたエンヒッキ・メイレリス(民主運動党)候補は、経済成長や雇用の創出のためには正しい経済政策が必要だと訴えた。

ジェラウド・アウキミン(社会民主党)候補も、財政の立て直しが急務であると指摘。支出削減、(無駄な)インセンティヴの見直し、経済回復と雇用増加に悪影響を与えないよう気を付けながら
2年で赤字削減を目指すと述べた。

マリーナ・シウヴァ(持続可能性ネットワーク)候補は、男女間の賃金格差の是正を訴えた。またこの問題に関してボウソナロ候補の意見に対する反論を述べ、大統領は不公正と闘うべき存在でよる女性の差別はあってはならない、などとと語った。

(文/麻生雅人、写真/Rede TV)

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