オスカー・ニーマイヤーの建築物、新たに3つがIPHANに登録

2016年 05月 7日
サンボードロモ サンバ リオ ニーマイヤー IPHAN 文化遺産

国立歴史美術遺産院(IPHAN:イファン)の文化遺産諮問理事会は、5月6日(金)、建築家オスカー・ニーマイヤーが手掛けた3つの建築プロジェクトを新たに登録した。同団体および現地メディア「オ・グローボ」(同日づけ)などが報じている。

委員会による第82回会議は、リオ市旧市街区(セントロ)にあるグスターヴォ・カパネマ・パレスで行われたイファンの設立80周年の祝賀会の中で行われた。

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リオ・オリパラ開催まで100日、世界各地でブラジルカラーのライトアップ

2016年 04月 29日
リオ 水道橋 ラパ オリンピック

今年(2016年)8月5日からリオデジャネイロで開催されるオリンピック・パラリンピック。

開催まで100日目を迎えた4月27日、これを祝して、世界各国のモニュメント、建造物がブラジルカラーの黄色と緑色にライトアップされた。ブラジル観光公社(Embratour)が伝えている。

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リオ、ガレオン空港、新ターミナル稼働が本格化

2016年 04月 21日
リオ ガレオン空港 新ターミナル

グローボ系ニュースサイト「G1」が4月21日づけで伝えたところによると、リオ・デ・ジャネイロのアントニオ・カルロス・ジョビン国際空港(通称「ガレオン」)の新しいターミナルで、4月23日から新たに4航空会社が発着を開始するという。

空港運営会社「リオ・ガレオン」によると、オリンピックに向けての第1ターミナルからの移転は、3月末から順次はじまっており、8月のオリンピック開始までに、対象となっているすべての航空会社のターミナル移転を完了させる予定とのことだ。

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オーデブレヒチがブラジル石油公社との共同事業ブラスケンの持分を売却か?

2016年 03月 14日
オデブレヒト 石油事業から撤退か

元大統領も捜査の対象となった贈収賄スキャンダルに揺れるブラジル国営石油会社(ペトロブラス)。そのペトロブラス傘下の石油化学事業会社ブラスケン(Braskem)にも、本丸大揺れの影響が出始めた模様だ。

ブラジル現地紙「オ・グローボ」が3月11日づけで伝えたところによると、ペトロブラスと共同でブラスケンの事業を行っているブラジル総合建設会社大手オーデブレヒチ(オデブレヒト)が、ブラスケンへの出資持分の売却を検討しているという。

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新番組「世界遺産~巨大建造物ガイド~」でキリスト像を紹介

2016年 01月 1日
リオ コルコバードの丘 キリスト像

2016年から放送がスタートする新番組「世界遺産~巨大建造物ガイド~」では、1月2日(土)に、多民族国家ブラジルの平和を願い築かれたリオデジャネイロのキリスト像(クリストヘデントール)を紹介する。

「世界遺産~巨大建造物ガイド~」は、世界遺産の建造物を通して、人類の歴史や文化にまつわる物語を探り、紹介する番組。

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期待されるリオ・オリパラの遺産(2)

2015年 12月 31日
カリオカ・アリーナ

2016年リオデジャネイロ・オリンピック・パラリンピックのメイン会場が設置される市の西部地域バハ(バーハ)・ダ・チジュカ地区(以下、バハ、バーハ)の統合が進むことにも期待したい。

近年、居住地がすでに満杯状態のゾナ・スル(スウ)(市の南部地域)からバハ(バーハ)のより広い住環境に移住する動きが進んだが、事業所があまり立地していないバハ(バーハ)は生活するだけの街として発展し、バス以外の公共交通機関がなかったこともあって、住民は長距離の車通勤を余儀なくされてきた。

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サンパウロ「ポルトガル語博物館」火災

2015年 12月 22日
ポルトガル語博物館

12月21日(月)、ブラジル、サンパウロ市における“セントラル・ステーション”ルース駅に隣接している「ポルトガル語博物館」で火災が発生した。

1901年に建てられた古い駅舎部分を利用して建てられた同博物館がオープンしたのは2006年3月。大通りを挟んで斜め向かいにはサンパウロ州立美術館(ピナコテッカ)もあり、市民に親しまれているだけでなく観光名所のひとつとしても人気の場所だった。

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リオデジャネイロの「明日の博物館」写真集

2015年 12月 22日
リオ 明日の博物館

12月17日(木)、ブラジル、リオデジャネイロ市港湾地区のマウアー広場に「明日の博物館」がオープンした。

公開された博物館の施設の写真を紹介しよう(次ページへつづく)。

(写真/Tomaz Silva/Agência Brasil)

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