サンフランシスコ川の水が25キロに渡り変色。給水を止める地域も

2015年 04月 15日
ダムの水変色

セルジッピ州とアラゴアス州の間を流れるサンフランシスコ川の水が25キロにわたり変色し、アラゴアス州では一部地域の給水を停めたと4月13日付各紙サイトなどが報じている。

川の変色は10日に行われたアラゴアス州環境研究所(IMA)の視察でも確認され、サンフランシスコ川水力発電公社(Chesf)の責任を問う声が高まっている。

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リオ五輪まであと500日。間に合うか競技場建設

2015年 03月 24日
建設中のオリンピック公園

(3月)24日に五輪開幕まであと500日となったリオ市だが、環境保護区に建設中のゴルフ場への反対運動や、ヨット競技の行われるグアナバラ湾の浄化など、開幕までに解決するべき課題がまだ多く、メダル獲得数上位10位以内に入るという目標もある。

南米初の五輪開催の準備状況や競技力の展望を24日付伯字各紙が報じている。

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リオ五輪セーリング会場近くで魚の大量死みつかる

2015年 03月 3日
グアナバラ湾に死んだ魚

2016年にリオデジャネイロで開催されるオリンピックでセーリング競技などの会場になるグアナバラ湾で2月24日(火)、数千匹の死んだ魚が浮いているのが見つかった。現地メディア(「G1」、「オ・グローボ」2月24日づけ)が伝えた。

その前日の23日(月)、リオ州のルイス・フェルナンド・ペザォン知事は、国際オリンピック委員会(IOC)に対し、現在、汚染の46%がとりのぞかれていると報告したばかりだった。

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異常渇水のブラジルで…生産から加工まで、日用品に関わる水の使用量統計が発表される

2014年 12月 14日
製品に使われる水の量

今年(2014年)の異常渇水で、ブラジルでは節水が日常生活に浸透してきた。

節水を呼びかける政府広報、双六で子供たちに節水を学ばせる学校、節水のアイデアをメディアで語るミスブンブン候補者たち等々の取り組みにより、節水への意識が徐々に高まってきている。

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干ばつのブラジルで、水位の下がった湖から古い町の教会が出現

2014年 12月 7日
ペトロランジアの教会

サンパウロ州をはじめ、ブラジルの多くの州で異常渇水が続いている。ブラジル各地で様々な形でその影響が表れてきている。

TVグローボがニュース番組「ジョルナウ・ナシオナウ」(12月6日づけ)で伝えたところによると、ペルナンブーコ州でも、長引く渇水によって州内のソブラジーニョ、イタパリカ、シンゴーにある貯水湖の水位が下がっているという。

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サンパウロ州サウト市、チエテ川の魚大量死、2日間で40トンに

2014年 12月 3日
魚の大量死 チエテ

サンパウロ州サウト市役所は、同州を襲った大雨の後、11月29日(土)に同市を流れるチエテ川に大量の魚の死体が浮かんだことからこれを除去、魚の死骸は3トンにものぼるとTVグローボが報じていた。

その後、30日(日)にも魚の死骸は浮かび続け、除去作業を行った市によると、12月1日までに死骸は40トンを超える量になったと「G1」(12月1日づけ)が報じた。

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サンパウロ、チエテ川流域で約3トンの魚が大量死

2014年 11月 30日
チエテ川

ここ数か月、サンパウロの水不足はかなり深刻化しており、ダムの取水制限や節水を促す広告などが日常的にみられるようになっていた。

そんなサンパウロ州に11月25日、恵みの雨、それもかなりの大雨が降った。渇水解消への期待が高まったが、喜んでばかりもいられないニュースが飛び込んできた。

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