2014年 02月 16日 09:32
ワールドカップブラジル大会の公式スポンサーとしても知られるファストフード・チェーンの「マクドナルド」が、2014年2月13日(木)、ブラジルに上陸して35年目を迎えた。現地メディア「UOL」が伝えている。
ブラジルにマクドナルドの1号店がつくられたのは1979年、リオデジャネイロ市ゾナスウ(南部地区)のコパカバーナだったという。
2号店がオープンしたのはその2年後の1981年で、場所はサンパウロ市のパウリスタ大通りだった。
現在、マクドナルドを運営するアクロス・ドウラードはブラジル国内で192都市で800店舗を展開している。
「UOL」によるとブラジルは世界の中でも軽食店の売り上げがトップクラスで、サンパウロ市東部のイタケラ・ショッピングセンター内にあるマクドナルドは南米で最も売り上げが大きいという。
また同じく市の東部にある、3つのショッピングセンターによる複合巨大ショッピングセンター、アリカンドゥーヴァ・ショッピングセンターでもマクドナルドは盛況で、同エリア内で4店のマクドナルド、3店のマックカフェ、10店のアイスクリームスタンドが経営されているという。
また「UOL」は、近年マクドナルドは、健康的な食生活を世萎える小児肥満に対するキャンペーンを行っているが、専門家たちは同社の矛盾下姿勢を批判しているという。
(文/麻生雅人、写真/Divulgação)
写真上はアリカンドゥーヴァ・ショッピングセンター店。写真下はブラジル・マクドナルドがワールドカップブラジル大会に向けて5月から発売予定のフライドポテトのパッケージ
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