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グロリア・ピリス

グロリア・ピリス (Glória Pires)

  • 生年月日 : 1963年8月23日
  • 名前 : Glória Maria Cláudia Pires de Morais
  • 名前2 : グロリア・ピレス
女優。本名はグロリア・マリア・クラウジア・ピリス・ジ・モライス。リオデジャネイロ市生まれのカリオカだが、幼少時に家族と共にサンパウロ市に越している。母親は事業家のエウザ・ピリス、父親は「エスコリーニャ・ド・プロフェッソール・ハイムンド」(TVグローボ)などで知られる俳優、コメディアンのアントニオ・カルロス・ピリス。姉はリンダ・ピリス。

4歳のころから、TVエセウシオール局の楽屋に父に連れられてきていた。そこが将来、自分の仕事場になるとは知る由もなかったが、幼いグロリアにとってTV局の楽屋が遊び場だった。

1968年、6歳の時、TVエセウシオール局の連続ドラマ「ア・ペケーナ・オルファン」で子役としてデビューを果たした。

1972年、TVグローボのミニドラマシリーズ「カーゾ・エスペシアウ」のエピソード「ソンブラ・ススペイタ」に出演。同年、連続ドラマ「セウヴァ・ジ・ペドラ」(TVグローボ)に出演。

1973年、テレノヴェラとよばれる連続ドラマ「オ・セミデウス」に出演。

1974~75年は、コメディアンのシコ・アニージオが座長を務めたTVグローボのコメディ番組「シコ・シティ」に、父アントニオ・カルロス・ピリスと共に出演した。

1970年代には「サチリコン」(73-75)、「ファッサ・ウモール、ナォン・ファッサ・ゲーハ」(70-73)、「シコ・エン・クアドリーニョス」(72)、「ドゥアス・ヴィーダス」(76-77)など、TVグローボの連続ドラマやコメディ番組に参加した。

1978年、15歳になったグロリアは、ブラジルに上陸したディスコブームを背景にした連続ドラマ「ダンシング・デイズ」にテストに合格して出演。主役のソニア・ブラガの娘役を演じた。

1979年、1話完結のシリーズ「アプラウゾ」の第4回「ア・オーメン・パリド」に出演。そして同年、連続ドラマ「カボクラ」で主演に抜擢された。

この年、「カボクラ」で共演した歌手・俳優のファビオ・ジュニオールと結婚。82年に長女クレオ・ピリスを設けた。この最初の結婚は83年まで続いた。1988年に、シンガーソングライターのオルランド・モライスと再婚。オルランドとの間にはアントニア(92年生まれ)、アナ(00年生まれ)、ベント(05年生まれ)の3児を授かっている。

1980年代以降もTVグローボの看板女優のひとりとして活躍。連続ドラマには、「アグア・ヴィーヴァ」(80)、「ア・トレス・マリアス」(80、主演3人組のひとり)、「ロウコ・アモール」(83)、「パウルチード・アウト」(84)、「ジレイト・ジ・アモール」(87、主演)、「ヴァーリ・トゥード」(88)、「ミコ・プレット」(90)、「オ・ドノ・ド・ムンド」(91)、「ムリェーリス・ジ・アレイア」(93、主演)、「オ・ヘイ・ド・ガド」(96)、「アンジョ・マウ」(97、主演)、「スアヴィ・ヴェネーノ」(99)、「デセ―ジョス・ジ・ムリェール」(02、主演)、「ベリッシマ」(05、主演)、「パライーゾ・トロピカウ」(07)、「インセンサット・コラサォン」(11)、「ゲーハ・ドス・セクソス」(12)、「バビロニア」(15、主演)に出演。

テレノヴェラ以外では、「アス・ブラジレイラス」(12)の1エピソード「ア・ママン・ダ・バーハ」、「ア・グランジ・ファミリア(最終シーズン)」(14)といったシリーズドラマ、「オ・テンポ・イ・オ・ヴェント」(85、第一シリーズの主演)、「メモリアウ・ジ・マリア・モウラ」(94、主演)などのミニシリーズで主要な役柄を演じた。

映画女優としてのキャリアも開花させたのは1980年代。1981年にはファビオ・バヘット監督の「インジア、ア・フィーリャ・ダ・ソウ」で映画に初主演。同年、ネウソン・ペレイラ・ドス・サントス監督「メモリア・ドス・カルセリ(「監獄の記憶」)」では、原作者であり主人公でもあるグラシリアーノ・ハモスの妻エロイーザ・ハモスを演じた。

その後も、日本でもVHSが発売されたエクトール・バべンコ制作の「ベサメムーチョ」(87)、「ジョルジ、ウン・ブラジレイロ」(88)、ファビオ・バヘット監督の「オ・クアトリーリョ」(95、主演)、ジョゼー・ジ・アレンカールの古典をベースにした先住民と白人の娘との恋の物語を女優ノルマ・ベンジェウが監督した「オ・グアラニー」(96)、サンドラ・ヴェルネッキ監督の「ペケーノ・ジシオナリオ・アモローゾ」(97)、ダニエウ・フィーリョ監督「ア・パルチーリャ」(01)など話題作の続々と出演した。

夫と入れ替わってしまう妻を演じたコメディ「シ・エウ・フォッシ・ヴォセ(「逆転夫婦」)」(06、ダニエウ・フィーリョ監督)は、日本でもブラジル映画祭で上映され人気を呼んだ。同映画は09年にパート2(「シ・エウ・フォッシ・ヴォセ 2(「逆転夫婦 2」)」)も製作された。こちらも日本ではブラジル映画祭で上映された。同じダニエウ・フィーリョ監督の「オ・プリモ・バジリオ」(07)にも出演している。

近年も、アナ・ムラエッチ監督の「エ・プロイビード・フマール」(09、主演)では本物の愛を探し求める都会の女性、「ルーラ、オ・フィーリョ・ド・ブラジル」(09)ではルーラ前大統領の母親、ブルーノ・バヘット監督「フローリス・ハーラス」(13、主演)では詩人と恋に落ちる庭園設計士(実在するロッタ・ジ・マセード・ソアーリス)、「リンダ・ジ・モヘール」(15)など話題作に出演している。

精神疾患の治療が確立されていなかった1940年代に、当時は最先端の医療と考えられていたロボトミー手術や電気ショック療法に反対、患者たち人一人と向き合つづけた実在する医師ニージ・ダ・シウヴェイラを演じた「ニージ~オ・コラサォン・ダ・ロウクーラ」(「ニーゼ」)」(15)は、第28回東京国際映画祭で東京グランプリを受賞。グロリア自信も最優秀女優賞を受賞した。

2013年、「フォーブス」誌ブラジル版が初めて掲載した、影響力の大きな有名人ランキングで28位に選ばれている。

2016年には人気シリーズの3作目「シ・エウ・フォッシ・ヴォセ 3(「逆転夫婦 3」)」が公開予定。

<参考> http://www.gloriapires.com.br/ http://especiaiss3.tvg.globo.com/programas/video-show/especial-gloria-pires-50-anos/ http://revistaquem.globo.com/Revista/Quem/0,,EMI92453-9530,00-GLORIA+PIRES.html

グロリア・ピリスの最新情報

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