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ヒカルド・バセラール

ヒカルド・バセラール (Ricardo Bacelar)

1967年、セアラー州フォルタレーザ生まれ。ピアニスト、作曲家、アレンジャー。企業法や著作権法に精通する弁護士でもあり、本国では知的財産に関する著書も出版している。

幼少から音楽に親しみ、14歳の時にはプロミュージシャンとして歌手アメリーニャのツアーに同行。18歳でリオデジャネイロへ拠点を移し、国内最大手テレビ局のグローボと契約。ホベルト・カルロスなど大物歌手とも共演を重ねた。

その後ロックバンドHanói-Hanói(ハノイ・ハノイ)に参加、11年間メンバーとして活動。多い時には年間150〜200公演を行った。80~90年代を代表するバンドのひとつハノイ・ハノイの曲は、Caetano VelosoやGilberto Gilなど多くのアーティストにカバーされれている。

1996年、「Vicio Elegante ヴィシオ・エレガンチ」でベウキオールと共演。2001年に発表した初のソロアルバム「In Natura」はクラシック音楽の影響も色濃く、幅広い層に愛される作品となっている。オリジナル曲のほかベウシオールとの共演曲も収録されている。

2016年には2作目となる、ジャズフェスティバルでのライブ盤「Concerto para Moviola」を発表。演奏は8人編成のバンドによるもので、レパートリーはジャズフュージョンやブラジル音楽など。ブラジルと米国でCD、DVD、LPがリリースされ、米国でも注目を浴びた。

2018年、3作目「Sebastiana セバスチアーナ」を発表。2017年に没後35周年を迎えたジャクソン・ド・パンデイロに捧げられた本作は、ジャクソンの代表曲でもある表題曲のほか、2曲でジャクソンの肉声を収録している。そのほかジウベルト・ジウ、ミウトン・ナシメント、ルイス・ゴンザーガ、アントニオ・カルロス・ジョビン、イヴァン・リンスなどによるブラジルの名曲や自作曲を演奏している。

アルバム「セバスチアーナ」のコンセプトは“ラテンアメリカのリズムによるブラジル音楽の再解釈”。ベネズエラの“サンゲオ”、コロンビアの“バジェナート”、プエルトリコの“ボンバ”、キューバの“ティンバ”など中南米各国の伝統的なリズムや、パイラス、コンガス、グイロ、チャランゴ、バンドネオンなどの楽器を用いている。2019年グラミー賞ノミネート候補となっている。

プロデュースはBMI及びASCAPの受賞歴があるCesar Lemos。マイアミの伝説的なスタジオ、HitFactory (Criteria)とRebel 11にて、ブラジル、米国、キューバ、アルゼンチン、ベネズエラ、コロンビア、ペルー出身のミュージシャン達を招いてレコーディングされた。

ジャケットにはブラジルのモダニスト画家であるエミリアーノ・ジ・カバウカンチの油絵「カーニバル」を採用している。

ヒカルドは本作に以下のコメントを記している。「現在、ブラジルを含むラテンアメリカの国々は、ポピュリスト政権により混乱と分裂を余儀なくされている。こんな時こそ人々の絆を構築する世界共通言語としての音楽が持つ、異なる水準の美的感覚を結び付ける力を借りれば、現実世界を変えることも出来るはずだ」

ヒカルド・バセラールの最新情報

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ブラジル北東部セアラー州出身のピアニスト、作・編曲家のヒカルド・バセラールが来日公演を行います 東京都内で公演を行うほか、13日(木)には埼玉県にあるブラジル人学校「ティー・エス学園」を訪問して同学校の児童の前で演奏が行われる予定です。 ブラジル人学校への訪問は、日本に住んでいるブラジルの少年少女にラテンアメリカの音楽及び文化に是非触れて欲しいというヒカルドさんの想いから、実施されることになったとのことで、ヒカルドさん自身も在日ブラジル人のこどもたちと触れ合いを楽しみにして...[続きを読む]
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