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ガブリエウ・モウラ

ガブリエウ・モウラ (Gabriel Moura)

  • 名前 : ガブリエル・モウラ
カリオカ。フラメンギスタ(サッカークラブ、フラメンゴの支持者)、マンゲイレンシ(サンバ団体マンゲラの支持者)。作曲家、歌手、舞台音楽監督。

13歳からリオ市北部のバールなどでヴィオラォンを手に演奏はじめた。

リオデジャネイロ州国立工業技術大学で土木建築を学んでいたが、バンドBlues & Ciaを結成して以降は本格的に音楽の道に進んだ。同バンドではコントラバスを演奏していた。

その後、ホッシャ地区にある私立学校コレジオ・マリア・イマクラーダはコパカバーナ地区のコレジオ・グイド・ヂ・フォンチ・ガランヂで教員としても働いた。

1990年以降は、叔父パウロ・モウラの下で、リオの歴史あるバンドや楽団に参加してバイリやガフィエイラなどで歌ったり演奏をしたほか、海外でも演奏した。

1991年にはリオ市ピラーリス地区に拠点を置くサンバ団体カプリショーゾス・ヂ・ピラーリスのサンバエンヘード「テルセイロ・ミレニオ~エン・ブスカ・ド・ジュイーゾ・アフィナウ」(ジョアン・カルロスと共作)も手掛けている。

1992年、叔父のマエストロ・パウロ・モウラに誘われリオデジャネイロ州立大学のオダイール・コスタ・フィーリョ劇場(TUERJ)で音楽監督を務める。この間、学生たちによる数々の舞台作品で音楽を担当した。その傍ら、夜はバールでの演奏活動を続けていた。

その頃、ガブリエウは、リオ市北部メイエル地区のバールで魅力的な歌声を持つ若者ジョルジ・マリオと知り合った。

ガブリエウはジョルジをオダイール・コスタ・フィーリョ劇場(TUERJ)に学生として招き、舞台作品「ザ・サグラダ・ファミリア」では歌手として起用した。

1996年、ガブリエウはポルトガルなど1年間ヨーロッパで音楽活動をするためリオを離れた。パリの「ファヴェーラ・シック」、リスボンの「カーザ・ド・ブラジル」などでも演奏している。

この頃にはガブリエウとジョルジの友情はより親密となっており、ガブリエウは自身の不在期間、リオでのパウロ・モウラのショーやシェイクスピアのマクベスなど3つの演劇作品のパフォーマンスをジョルジに託すほどになっていた。

同年、ミカ・カリウスマキ監督の映画「サンボリコ」の音楽を担当した。

1年後、ポルトガルから帰国した後、ガブリエウは、その頃から“セウ・ジョルジ”と名乗っていたジョルジ・マリオと共に、バンド、ファロッファ・カリオカを結成した。

バンドは1998年にファースト・アルバム「モロ・ノ・ブラジル」を発表。同年ファロッファ・カリオカは第13回フリージャズ・フェスティヴァルに招待されたほか、TV番組「ムウチショウ」が主催する音楽賞の新人賞に選ばれた。

ファロッファ・カリオカの活動停止後、ガブリエウは再び舞台音楽家としても活躍。

2000年にはガブリエウにとって最初のオペラ作品「オ・インクリーヴェウ・エンコントロ」、2002年には演劇集団ノス・ド・モーホの舞台作品「ヴィヂガウの夜」の音楽を手掛けた。後者はシェル劇場音楽賞の大賞を受賞している。

2002年、ミカ・カウリスマキ監督の映画「モロ・ノ・ブラジル」に出演。

2004年、ルイス・カルリーニョスのプロジェクト「クアトロ・カベッサ」に、マウリシオ・バイーア、ホジェーと共に参加。

同年、2作目のオペラ「エレクトラ」(ソポクレースによるギリシャ悲劇をジョアン・ウバウド・ヒベイロが翻案した作品)

同年、初ソロアルバム「ブラジス」を発表。

2006年にはアフロヘギ文化グループから、この年の最優秀歌手として2005年度オリラシェー賞を贈られた。オリラシェー賞は単なる芸能の表彰ではなく、「私たちひとりひとりが、私たちを取り巻く現実を変える責任と可能性を持っており、個人と地球の生活の質の向上に貢献している」という認識のもと、社会変革に貢献したジャーナリストや写真家、歌手などの表現者に贈られる賞。

また、この頃からは再びセウ・ジョルジの作品での共作を再開している。アナ・カロリーナ&セウ・ジョルジ「アナ&ジョルジ」(2006)には「マイス・ウマ・ヴェス(ノス・ドイス)」(アナ・カロリーナ、アランニャ、ドゥドゥ・ファウカォン、レアンドロ・ファビ、プレチーニョ・ダ・セヒーニャと共作)、「コンパルサス/オ・ペキネス・イ・オ・ピッチ・ブウ」(アナ・カロリーナ、アランニャ、ジョヴィニアーノ、セウ・ジョルジと共作)などに参加。セウ・ジョルジ「アメリカ・ブラジル」(2008)、「ムジカス・パラ・シュハスコ vol.1」(2011)でも大半の曲を共作している。

2010年ころ、フラヴィア・メネーゼスと共に、ガフィエイラで演奏されていた曲を再現するバンド、オルケストラ・サーガの歌手を務め、アルバム「ソシエダーヂ・アミーゴス・ダ・ガフィエイラ」に参加した。このプロジェクトには、ガフィエイラの巨匠でもある叔父パウロ・モウラも参加した。

2013年、セカンド・アルバム「カラオケ・トゥピ2」を発表。

2015年、ミウトン・ナシメントと共演したシングル「オ・セルト」を発表。

2017年、サード・アルバム「ケン・ナォン・シ・メッシェール・ヴァイ・ダンサール」を発表。

その他にもガブリエウが手掛けた曲は様々なアーティストが取り上げている。

かかわった曲は、ジュ・モライス feat. イヴェッチ・サンガーロ「オ・サンバ・テン・ポデール」(レアンドロ・ファビ、プレチーニョ・ダ・セヒーニャ、ホジェーとの共作)、ナンド・ヘイス&アナ・ヴィレーラ「ラッソス」、パウラ・リマ「フィウ・フィウ」(レアンドロ・ファビ、プレチーニョ・ダ・セヒーニャとの共作)、同「ケロ・ヴェール・ヴォセ・ノ・バイリ」(セウ・ジョルジとの共作)、フォホーサッカーナ「アグア」(ジョヴィ・ジョヴィニアーノ、セウ・ジョルジと共作)、バイーア&ロッキーボーイズ「エウス」(マウリシオ・バイーアと共作)など。

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