FIAフォーミュラE選手権セカンドシーズン開幕戦の北京大会、いよいよ開幕。ネルソン・ピケJr.のV2成るか

2015年 10月 20日
ピケ

F1と同じく国際自動車連盟(FIA)が管轄する、電気自動車によるフォーミュラカーレース「FIAフォーミュラE選手権」。

2014年9月に開幕して以来、電気エネルギーのペース配分が勝敗を分ける高い戦略性と、全コース市街地レースならではの激しいクラッシュなど、スリリングなレースを展開している。そんな電気自動車レースの最高峰シリーズ「フォーミュラE選手権」の第2幕がいよいよ幕を開ける。

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ブラジルは本当に投資不適格!? S&P格下げも通貨安も、原因は政治!?

2015年 09月 24日
フィアット ブラジル

ついに9月9日、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がブラジルの外貨建て債務の格付けを「BBB-」から「BB+」と投資不適格に格下げした。

ジョアキン・レヴィ財務大臣が就任以来この9カ月間、テクノクラート(高級官僚)としてこれを避けるために奔走したのだが、格下げという由々しき事態に陥った。国際経済での立場よりも国内政治を重視した政治家たちが招いた結果である。

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サンパウロ市、今度は歩行者専用道の設置へ

2015年 09月 18日
アンドレコヘア大使閣下

サンパウロ市は、路上の歩行者がより快適で、かつ安全にすごせるようにするため、車両進入禁止の歩行者専用道を人通りの多い通りに設置することを9月16日(水)に発表した。

パイロット・プランは市の中心にあるリベルダージ大通りでスタートする予定。サンパウロ市交通工学公社(CET)によると、同通りは1時間当たり5500人が通行するという。

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ブラジル進出は、メルコスール(南米共同市場)への優位なアクセスと関税軽減をもたらす!?

2015年 08月 27日
第48回メルコスール首脳会議

過去2回の連載(「ブラジル特報」)において、輸入に関する間接税制度が極めて複雑であることから生じる「ブラジルコスト」と呼ばれる高コスト構造を始めとした、ブラジル進出企業が遭遇するビジネス障壁の紹介とその対策としての特別関税制度の活用を紹介した。

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パウリスタ大通りの毎日曜の車両通行止め、いよいよ実施へ。2度目の実証テスト行われる

2015年 08月 24日
パウリスタ大通り 日曜 歩行者天国

サンパウロ市の目抜き通りであるパウリスタ大通りは8月30日(日)から、かねてからフェルナンド・アダジ市長が提案していたように、すべての日曜日に車両の通行止めを行い、歩行者・自転車・スケートボード天国にすることができるという見解が公表された。現地メディア「G1」(24日づけ)が伝えた。

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独フォルクスワーゲンのタウバテ工場、一時解雇期間が終了した250名が復帰

2015年 08月 17日
フォルクスワーゲン タウバテ工場 レイオフ終了

ドイツの大手自動車メーカー、フォルクスワーゲンのブラジル・タウバテ工場で今年(2015年)3月17日から5か月間のレイオフ(一時解雇)が適用されていた250名の従業員が、8月17日、工場の仕事に復帰した。現地メディア「G1」が伝えている。

サンパウロ市から約150kmの距離にあるタウバテ市(サンパウロ州)にあるフォルクスワーゲン・タウバテ工場では、3月17日から250人の従業員に対して5か月間のレイオフを適用、さらに120名が4月27日に、最大5か月の契約でレイオフの対象となっていた。

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