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マーチも生産。日産自動車がブラジルに自動車工場を開設

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日産自動車が、26億レアル(約1187億円)を投資した自動車工場をブラジルのリオデジャネイロ州レゼンデに開設したと、4月15日(火)同社が発表した。以下、同社ニュースリリースより。

これはブラジルにおける、最大の自動車関連投資のひとつとなるとのことで、今回の投資は、日産がブラジルでの市場シェア5%を達成し、同国でNo.1の日系自動車ブランドになる計画の一環でもあるという。

新工場は、板金プレスによる部品生産から車両組立までを行う。工場の年間の生産能力にあたる車両20万台、エンジン20万基の性能を試験するテストコースなど、自動車生産にかかわる全ての工程を完備しているとのこと。同工場ではすでに約1,500名を雇用しており、今後従業員は、総勢2,000名へと増える見込み。

15日に行われた新工場開所式には、日産のゴーン社長の他、ルイス・フェルナンド・ペゾンリオデジャネイロ州知事、日産の中南米地域を統括するホセ・ルイス・バルス専務執行役員、ブラジル日産のフランソア・ドッサ社長をはじめ、政府関係者、従業員、その他多数ゲストが出席した。

ゴーン社長は、「ブラジルは、世界第4位の自動車市場であり、日産の中南米の発展にとって重要な役割を果たしています。このレゼンデ工場は、成長目標を達成するために必要不可欠なものです。私たちのゴールは、ブラジルで2016年までに市場シェア5%を達成し、品質とお客様サービスにおいて日系自動車メーカートップとなることです」と語った。

日産のレゼンデ工場では、日産のVプラットフォーム車両、および、エンジンを生産する。当初は「マーチ」と1.6L 16Vフレックス燃料エンジンの生産から開始する予定。

日産で中南米を統括するバルスは、「日産は、2012年に米国、2013年にメキシコ、そして本日、ブラジルに新工場を開設しました。アメリカズにおいて生産能力を拡大しています。これは、アメリカズ全域、特にブラジルでは、まだ開拓できる機会があることを示しています」と語った。

ブラジル日産の社長であるドッサは、「日産は、2000年にブラジルで事業を開始しました。今回のレゼンデ工場の開設は、そのプレゼンスを強固なものとし、ブラジルでの成長に向けて新たなスタートを切るものです。日産は、レゼンデの新工場によって、更なる高品質と最良技術を持った最新の商品をお届けいたします」と述べた。

<レゼンデ工場データ>

場所: リオデジャネイロ州レゼンデ
投資額: 26億ブラジルレアル (12億米ドル)
敷地面積: 3,050,000 m2
建物面積: 220,000 m2
工場: 車両工場:1、エンジン工場:1
生産能力: 年間 車両20万台、エンジン20万基
製品: 新型「マーチ」および1.6L 16Vフレックス燃料エンジン
直接雇用: 現在1,500名(将来的に2,000名の予定)

※1ヘアウ(レアル)=45.658977円で換算

(文/麻生雅人、写真/Tânia Rêgo/Agência Brasil)
写真は4月15日、オープンした日産レゼンデ(ヘゼンジ)工場

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