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ブラジルの若者たちの“お金の使い道”調査が発表に

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ブラジルの若者の賃金の使い道の調査が、コンサルティング会社「サント・カオス」によって行われたと、現地メディア(「エザミ」9月26日づけ)が報じた。

今回の調査は、労働市場におけるブラジル人の若者の行動を理解するため、サンパウロ市、サンパウロ内陸部、リオデジャネイロ市、ヘシーフィ(レシフェ)市、ポルトアレグリ市に住む16歳から22歳までの812名を対象に行われた。

対象となったのはCクラスといわれる中間層と、Cクラスよりは所得は低いがEクラスよりは高い貧困層の若者たちだ。彼らがついている職業は、主にテレマーケティング、ファーストフードチェーン、航空会社、銀行や小規模企業が多かったという。

調査をまとめたのは、コンサルティング会社「サント・カオス」のメンバーであるジャン・ソウダテッリ氏、ギリェルメ・フランソリン氏、ダニエウ・サンタクルス氏。彼らの調査は、ブラジル若者世代の習慣や将来の夢に関する興味深いデータを明らかにしている。

若者のうち、56%が自分の賃金をレジャーや買い物に費やしており、そのうちの80%が仕事において昇進することなく下位のままで、わずか7%しか自分のキャリアプランについて考えていないという結果が出たという。

そして、地域別でも興味深い差が出ている。

サンパウロの若者のうちの65%が、スマートフォン、電子機器、衣服の買い物やレジャーに自分の賃金を費やすことを好むという。この割合は、リオの57%、ポルトアレグリの47%、サンパウロ市外の47%、ヘシーフィの44%に比べても高い。

(調査員による)現地調査でも興味深い報告がなされているという。

「我々は、2つのベッドルームに7人が住む場所に行きました。家はとても粗悪な状態でしたが、そこには最新のビデオゲーム、42インチのテレビ、そのほか高度なツールが備わっていたのです」調査をした一人、 ソウダテッリ氏は述べた。

「このことは、C, Dクラスの若者の家庭の多くは、品質に関係なく、住居、食料、交通、さらには医療保険のような生活の基礎を、彼らに提供することができることを証明しています」(同上)

若者がどのようなことに賃金を使うのか、消費の嗜好と傾向をまとめた調査結果は下記のとおり。

全体:買い物 41%、家計支援 24%、レジャー 15%、習い事 8%、貯蓄 6%、子供の養育費 4%、車関係2%

サンパウロ市:買い物45%、家計支援 20%、レジャー 20%、習い事 6%、貯蓄 4%、子供の養育費 1%、車関係1%

サンパウロ市内陸部:買い物38%、家計支援 24%、レジャー 11%、習い事 11%、貯蓄 9%、子供の養育費 4%、車関係2%

リオデジャネイロ市:買い物44%、家計支援 25%、レジャー 13%、習い事 8%、貯蓄 4%、子供の養育費 4%、車関係1%

ヘシーフィ市:買い物28%、家計支援 28%、レジャー 16%、習い事 9%、貯蓄 9%、子供の養育費 6%、車関係3%

ポルトアレグリ市:買い物38%、家計支援 24%、レジャー 16%、習い事 9%、貯蓄 7%、子供の養育費 4%、車関係2%

全ての地域の若者が、買い物に最も多くのお金を使うが、家計を支えるため家にお金を入れるというのがすぐ後に続いている。習い事や学費よりもレジャーに多くのお金を使っていることも、興味深い結果であると「エザミ」は報じている。

(文/柳田あや、写真/gersonpaes)
写真はサンパウロのショッピングセンター「イグアテミ」

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