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ブラジル石油公社が14年第3四半期の決算報告。
外部監査はなく、汚職による損失計上もなし

ペトロブラス本社

(1月)28日未明、ペトロブラス(ブラジル石油公社、PB)が14年第3四半期の決算報告を行った。

しかしこの報告は外部監査もなく、連邦警察のラヴァ・ジャット作戦で判明した汚職による損失計上もないものだったと28日付各紙サイトが報じた。

第3四半期の利益は30億8700万レアルで前期比38%減、前年同期比は9.9%減。1~9月の利益は134億3900万レアルで前年同期比22%減だった。石油やガスの生産は6%増えたが、6部門中5部門が減収で負債は8%増。1~9月の負債額は前年同期比35%増だった。

グラッサ・フォステル総裁は第3四半期の決算報告に汚職による損失を計上しなかった理由を、「汚職による横流しや賄賂、水増し請求の額の特定は不可能だった」と説明。有価証券取引委員会(CVM)や米国証券取引委員会(SEC)の要請に沿った報告を行うための方法を模索している事も付け加えた。

事業契約を結んだ企業のカルテルの発覚や水増し請求などに伴う損失額は886億レアルとの声もあるが、27日の経営審議会は損失を含まず、外部監査もない決算報告を承認、発表となった。

プライスウォーター・クーパーズによる外部監査は、同社が条件とするトランスペトロ役員の更迭も果たされない中では実現が困難だ。第3四半期の決算報告は11月14日になされるべきで、既に2カ月以上遅れていた。報告が出なければCVMの罰金は不可避で、融資も受けられない。

28日のサンパウロ証券市場でのPBの株価は12時20分現在で約10%下落している。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Tomaz Silva/Agência Brasil)
リオデジャネイロ、ブラジル石油公社本社。写真は2014年1月12日、贈収賄や待遇への抗議運動を行う同社従業員

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