聖夜にリオのキリスト像が七変化

2015年 12月 26日

キリスト像 クリスマスのイルミネーション

12月24日(木)、ブラジルのリオデジャネイロ市、チジュッカ国立公園内のコルコヴァードの丘に建つキリスト像(クリスト・ヘデントール)でクリスマスを祝うライトアップが行われた。

ライトアップは夜の21時から22時に実施されたという。照明を手掛けたのはフランスとイタリアの血を引くアーティスト、ガスパール・ディ・カロ氏。現地メディア「オ・グローボ」、「アジェンシア・ブラジル」などが伝えた。

またライトアップは前日23日(水)から行われ、25日(金)まで行われる予定。

リオ大司教区でキリスト像を管理するオマール神父は、このライトアップはクリスマスだけでなく、ブラジルの人々の新たなる希望をも祝すと語った。

「イエスキリストは今一度、両腕を広げます。そして、ブラジルの人々による信仰と新たなる希望のためにとても大切な時であることを、皆に伝えます。今年の聖夜は、私たちの信仰と希望をより強いものにしてくれるでしょう」(オマール神父)

(文/麻生雅人、写真/Lucena/Pirelli (23/12/2015))
ヘデントールには何種類もの映像が投影された。他の画像は次ページ以降に掲載