アマゾンカカオ、クプアス…。サロン・デュ・ショコラ2024で注目度高まるアマゾンの食と文化

2024年 02月 8日
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サロン・デュ・ショコラ2024に初出店した「シンプルズ」×「アマモス・アマゾン」のメニューのひとつ、「バルゼア野生種カカオのジェラート with 生タピオカクレープ」(2月8日(木)まで)(撮影/麻生雅人)

世界中から一流ショコラティエやブランド、最高級のチョコレートが集まる、世界最大級のチョコレートの祭典、サロン・デュ・ショコラ。

1995年にフランス・パリで始まったこのイベントは、本場パリでは毎年10月下旬~11月上旬に開催されている。

サロン・デュ・ショコラが日本で初めて開催されたのが21年前の2003年。以来、伊勢丹新宿店などで毎年開催されている。

1月17日(水)に伊勢丹新宿店ではじまったサロン・デュ・ショコラ2024は、3部構成で行われ、2月14日(水)までのロングラン開催となる。現在はパート3の会期中だ。

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サロン・デュ・ショコラ2024は伊勢丹新宿店にて2月14日(水)まで開催中(撮影/麻生雅人)

初の3部構成となっている今回は会期ごとにテーマが設けられており、パート3のテーマは「THE NEXT ~ショコラの多様性~」。これまでサロン・デュ・ショコラが提示してきた世界の“ネクスト”・シーンが紹介されている。チョコレートの販売だけでなく、国際的に活動する多彩なジャンルのトップシェフやショコラティエが参加して、カカオの多様な魅力を伝えている。

そんなサロン・デュ・ショコラ2024 パート3で、アマゾンのカカオ類の存在が目立っている。

アマゾン川流域の産地から届けられるアマゾンカカオが、今、日本で注目を集めているのは何といっても、ブランド「アマゾンカカオ」を運営する太田哲雄氏の影響が大きいといえるだろう。

「ラ・カーサ・ディ・テツオ オオタ」(長野県)のオーナーシェフを務める太田氏は、ペルーのアマゾン地域でカカオに魅せられて以来、料理と並行して自身が立ち上げた「アマゾンカカオ」を通じて、アマゾンカカオの普及活動を行っている。自らアマゾンカカオを使ったさまざまな料理を提供するだけでなく、アマゾンカカオを食材として国内外の多彩な料理人に紹介している。

グルメバーガーの専門店「ICON/アイコン」のシェフ片寄雄太さんも、太田さんが発信するアマゾンカカオを自身のメニューに取り入れている料理人のひとりだ(次ページへ続く)。