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テメル大統領、サンパウロで検査入院

テメル大統領

グローボ系ニュースサイト「G1」が10月27日づけで伝えたところによると、ブラジル連邦共和国のミシェウ・テメル大統領が同日夜から28日までサンパウロ市のシリオ・リバネース病院に検査入院することになったという。

テメル大統領は25日ブラジリアの軍病院で尿路閉塞と診断され、7時間後の同日夜、同院を出発しサンパウロに向かった。サンパウロのシリオ・リバネース病院でマイクロスコープを使い、膀胱と尿道の検査をするとのことだ。

大統領は同日、次のようにツイートしている。

「こんばんは。 今日、ちょっと体に違和感があり、検査入院することになりました。でも元気です。医者からは数日間静養するように指導されています。私の健康状態を心配してくださった皆さんに感謝します」(テメル大統領)

医者の指導通りには休んでいられないようで、大統領の予定は11月2日木曜の午後から詰まっている。

テメル大統領の起訴は不支持に

大統領は捜査妨害、組織的犯罪関与の罪で連邦公共省検察から起訴要求を出されており、10月25日、起訴を受け入れるか否か、下院で採決が行われた。下院はテメル大統領に対する起訴要求を否決し、大統領は2018年末まで続投となる可能性が高まった。

起訴要求の否決までの数日間、議会工作に走った。24日は計12時間、様々な議員たちと会合を重ねた。同日夜には下院副議長のファビオ・ハマーリョ氏からの会食の申し出を受け入れた。

25日、大統領は朝8時50分に官邸に到着し、閣僚との会談を行った。会談は9時から11時30分まで続いたという。

起訴要求に関する議会工作から採決までの間も、大統領は体調不良を抱えていたことになる。

今回、連邦公共省の検察からの起訴要求が否決されたことにより、議会は次の命題、年金制度改革法案の採決に向けて動き出すことになる。

(文/原田 侑、写真上/Antonio Cruz/Agência Brasil、写真下/Fabio Rodrigues Pozzebom/Agência Brasil)
写真上はテメル大統領(左から3人目)、10月25日、ブラジリア、軍病院の前で。写真下は10月26日、ブラジル連邦共和国の下院本会議場。検察庁によるテメル大統領に対する「捜査妨害および汚職スキーム構築」に関する告訴を却下した。 251票が告訴不支持だった

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