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2013年の大規模抗議デモから1年。ブラジルで抗議デモ写真展開催される

ワールドカップ大規模抗議デモ

ブラジルで起きた最も新しいこの国を揺るがした事件として、2013年6月に起きた大規模抗議デモをテーマにした写真展「6月の市民」がはじまった。現地メディア(「テーハ」など)が展示の様子を伝えている。

展示は6月2日(月)の夕方17時30分からフイ・バルボーザ邸ではじまった。6月6日(金)まで行われる。

2103年6月におきた、バスなど公共交通機関運賃の値上げへの抗議がそもそもの発端だった。やがて抗議デモは目先の公共運賃だけでなく、ワールドカップ開催による巨額な税金の納得のいかない使われ方や、インフレに対する不満、放置されてきた社会不公正など、ブラジルが抱えていた様々な問題への不満として爆発。抗議の気運は学生や労働者だけでなく中産階級の人々を中心に全国に広まり、ブラジル全国の複数の都市、140以上の街で抗議が行われた。

展示は、5人のプロフェッショナルの写真家による13枚の写真。マウロ・ピメンタウ、ルイス・ホベルト・リマ、ハファエウ・ヴァラッシ、エリカ・ハマーリョ、カルロス・サンチアーゴが参加している。

「テーハ」のカメラマン、マウロ・ピメンテウによるリオデジャネイロの立法議会への攻撃を捉えた写真は、チン・ロペス賞を受賞した写真。

ハファエウ・ヴァラッシとエリカ・ハマーリョの写真は抗議集団がプレジデンチ・ヴァルガス大通りを行進しているところを捉えたもの。

カルロス・サンチアーゴはもともとはスポーツ・レポーターだったが、マイクとカメラを手に抗議デモを取材した。TVバンデイランチスのカメラマン、サンチアゴ・アンドラーヂさんの死亡事件でファビオ・ハポーゾ容疑者を追ったカメラマンだ。

スポーツ・レポーターだったカルロス氏はコンフェデレーションズ・カップのためにマラカナンで取材をしている中で、混乱の中、趣味で写真を撮り始めたという。

「その時撮影した写真の1枚が特別なものとなったんです。あの顔とタトゥーをみたとき、あの青年だとピンときました」(カルロス・サンチアーゴ)

「六月の市民」写真展
9時~18時、入場無料
会場:「Casa de Rui Barbosa」(Rua São Clemente, 134, Botafogo,RJ)
リオデジャネイロ市ボタフォーゴ、サンクレメンチ通り134番

(文/麻生雅人、写真/Fernando Frazão/Agência Brasil)
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