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19日(木)夕方、サンパウロで破壊行動。デモ参加者が破壊活動を止めに入るも抑制できず

抗議デモ参加者が困惑、覆面集団の破壊活動

ブラジルで2013年から行われている数々の抗議デモにおける破壊活動において、デモ参加者の中の一部のブラックブロックと呼ばれる破壊活動を行いニュースでも取り上げられているが、多くのデモ参加者は平和的なデモを望み、活動している。

6月19日(木)にサンパウロで行われたデモは、一般のデモ参加者と破壊活動集団との違いをくっきりと浮かび上がらせた。現地メディア(「G1」同日づけ、電子版)が伝えている。

19日(木)、サンパウロで無料乗車運動(MPL)が主催する抗議デモが開催され、軍警察によると約1300人がデモに参加した。デモは無料乗車運動と、今月、地下鉄のストライキを行い職務を停止され罰金を科せられている42人の職員の仕事への復帰などを訴えた。

午後15時頃、パウリスタ大通りに集合した集団はピニェイロスに入った辺りでヘボウサス大通りで一時的に交通が麻痺した。

これまで、抗議運動デモ行進が行われるときは行進の両側に軍警察が付き添い監視していたが、この日は軍警察は異なる作戦をとったのか、デモ行進に同行せずに離れたところから行進を監視していたという。

ヘボウサス大通りで交通が麻痺していた間、覆面をしたブラックブロックの一団が通りにある4つの銀行を破壊したほか、高級自動車販売店も遅い、店内のベンツなど高級車を、消火器やこん棒、石などを使って破壊しはじめた。

現場に居合わせたMPLのデモ参加者は、ブラックブロックの破壊活動を止めに入ったが、破壊活動を止めることはできなかったという。

そのころMPLのデモ行進の先頭はマージナル・ピニェイロス川沿い通りに到着しており、準備していたフェスタジュニーナを開催していたという。

MPLによると、あくまで抗議デモは平和的に行うつもりで開催しており、フェスタジュニーナのために路上サッカーや歌やダンスも練習していたという。

ブラックブロックはバリケードでマージナル・ピニェイロスを封鎖、バリケードには高級店で破壊した売り物の自動車も持ち込んで使っていたという。

破壊活動がおこってから約20分後に軍警察が到着、ブラックブロックのバリケードを解除させた。

ブラックブロックは他にも銀行などの破壊を行った。

(文/麻生雅人、写真/Getty Images)
19日、サンパウロで起こったブラックブロックによる破壊行動。抗議デモ参加者も困惑した

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