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ファビオ・ヒデキ氏の解放を求める抗議デモがサンパウロで起こる

ファビオ・ヒデキs何解放デモ

6月23日(月)にサンパウロ市のパウリスタ大通り行われた抗議デモの際に逮捕された、サンパウロ大学職員のファビオ・ヒデキ・ハラノさん(通称“ジャポネース”)と英語教授のハファエウ・マルキスさん(通称“教授”)の解放を求めるデモが、26日(木)、パウリスタ大通りで行われた。現地メディア(「オ・グローボ」同日づけ、電子版)が伝えている。

ファビオさんとハファエウさんは、犯罪組織の一員である、武装していた、という逮捕理由が挙げられているというが、この日、抗議運動を行った学生たちは逮捕理由を否定している。

「闘うことは罪ではない」と記したプラカードを手にサンパウロ美術館の前に集結。パウリスタ大通りの、パライーゾ~コンソラサォン方向の道を封鎖したという。

約300人の抗議運動参加者が、それ以上の人数の軍警察に囲まれた。軍警察は抗議運動参加者の数と、警官による運動の鎮圧に配備した警官の数も公表しなかったという。

武装した軍警察に囲まれながら、デモ参加者は「弾圧はやめろ、逮捕者を解放せよ」と歌い訴えながら行進した。ファビオさんとハファエウさんは政治犯として拘束されている、というのがこの日のデモ参加者の主張だ。同時に、デモは軍警察の存在意義にも言及した。

抗議デモには、屋根なし労働者運動(MTST)や他の運動団体の代表者も参加していたという。路上生活者の支援などでも知られるパストラウ・ド・ポ-ヴォ・ド・フアの社会運動家ジュリオ・ランセロッチ神父と警察側の責任者マルセロ・ピニャタリとの対話も行われた。

軍警察はジュリオ神父に、抗議デモ行進の道順を開示するように求めたが、神父は、行進には複数の団体の関係者が参加したため道順は確定できないと返答。警察は行進が身動きをとれないように取り囲み、最終的に行進はサンパウロ美術館の前にくぎ付けにされ、20時頃にはデモ集会は解散した。

(文/麻生雅人、写真/Oswaldo Corneti/Fotos Públicas)
6月26日、パウリスタ大通りで行われた抗議デモ。「独裁反対」と書かれたカードを手にする抗議運動参加者

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