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エドゥアルド候補急死についてマリーナ・シウヴァ氏が会見

マリーナ・シウヴァ

10月の大統領選挙の目玉候補だったエドゥアルド・カンポス氏(ブラジル社会党・PSB)の急死を受け、13日夕方、副候補のマリーナ・シウヴァ氏は動揺を隠せないまま記者会見に臨み、心境を語った。

14日付伯字紙は、カンポス氏の死により、大統領選の行方は混沌として展開の読めないものになってきたと報じている。

マリーナ氏はカンポス氏の死の前日の12日、リオでカンポス氏と共に行動していたが、13日はサントス市とグアルジャー市で予定されていた選挙キャンペーンへの参加を断り、ひと足早く聖市の自宅に戻っていた。

マリーナ氏はPSBがジェラウド・アウキミン聖州知事(民主社会党・PSDB)と知事選で連立を組むことを嫌っていたため、同知事と行きあう可能性のあるイベントに行くことを拒否したためだ。カンポス氏はそのイベントにマリーナ氏が参加することを強く望み、墜落することになるセスナ機にマリーナ氏も同乗するよう言い張っていた。

マリーナ氏は自宅でカンポス氏の死を知ると呆然となり、すぐに事故現場のサントスに向かったが、声明を出すのは夕方までかかった。同氏は会見で「昨日(12日)の別れ際の、喜びと夢と将来の約束に満ち溢れた表情を彼のイメージとして残したい」とした。

マリーナ氏は昨年の10月に自身の新党「持続ネットワーク(RS)」の承認が得られず、PSBに駆け込んだいきさつがあったが、「この10カ月間は緊迫したものだったが、ようやく彼のことを理解し、尊敬することを学びはじめたところだった」と語り、カンポス氏の急死を悔やんだ。

カンポス氏が急死したことを受け、PSBは今後の大統領選にどういう布陣で臨むかの判断を10日間のうちに下さなければならないが、13日の時点ではマリーナ氏も同党関係者も「今はまだ考えられない」とした。

だが、対抗勢力は、マリーナ氏がそのまま大統領候補に上がってくると見て警戒を強めている。同氏は2010年の大統領選では2千万票近くを獲得して3位になっている。さらに昨年6月の全国的なマニフェスタソン後の7月と8月に行なわれた大統領選アンケートでも、23%と26%の支持を受け、ジウマ大統領を脅かしていた(同じ調査でのジウマ大統領の支持率は30%と35%だった)。

マリーナ氏が大統領候補となった場合、同氏は自身の新党RSの再承認に向けての動きを二の次とする必要が生じるが、PSBや連立政党の関係者は、マリーナ氏は大統領候補にという要請を断りきれないとエスタード紙は見ている。同紙によれば、マリーナ氏が大統領候補となった場合の副候補はPSB生え抜きで大きな州の人物であるべきとの見方があり、カンポス氏と懇意だったPSBミナス州支部長のジュリオ・デルガド氏が有力視されるとしている。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Thays Cabette)
写真は2010年10月、マリーナ・シウヴァ氏

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