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ブラジル、統一選挙のキャンペーンで郵便局に郵送物操作疑惑が浮上。現職ジウマ大統領は否定

ブラジル郵便局選挙不正疑惑

(10月)5日に控えた大統領選を前に、民主社会党(PSDB)の候補のアエシオ・ネーヴェス(ネヴィス)氏が、ミナス・ジェライス州の郵便局が同党が依頼したパンフレットの郵送を拒否した件で、ジウマ大統領の労働者党(PT)が関与したのではないかと疑念を抱き、2日、選挙地方裁判所と連邦検察庁に捜査を申し入れた。2日付エスタード紙が報じている。

アエシオ氏は1日、PSDBが8月25日にミナス・ジェライス州の郵便局との間にかわした560万部、つまり同州内すべての家庭に行き渡るよう作成された選挙キャンペーン用のパンフレットが届けられていなかったことを明かした。

さらにアエシオ氏は「郵便局側は“届いてなければもう一度送ってみる”と言うが、もう今さら送るものもない」と語った。そして、「背後に不正が絡んでいると思う。もしそれが確認できたら、とてつもなく重大な問題だ」と語った。

この件では、背後にPTが絡んでいるのではないか、との疑惑も生じている。

奇しくもその前日の9月30日、PTのミナス・ジェライス州議員のドゥルヴァル・アンジェロ氏が、不審な発言を行なったビデオが流出した。

そのビデオはミナス州での会議の模様をうつしたもので、アンジェロ氏は、ジウマ氏の同州での支持率が40%に達したのは「郵便局内にはPT党員からの強い支援があるからだ」と発言した。その場には郵便局総裁のヴァギネル・ピニェイロ氏の姿もあった。

郵便局は聖州でも、野党10党には92万7700部のパンフ送付を許可しただけだが、ジウマ氏には480万部許可などの疑惑が生じている。

こうした流れを受け、マリーナ・シウヴァ氏(ブラジル社会党・PSB)は2日、「だから再選制度そのものをなくしてしまいたいんだ」と強調した。

「再選を狙う候補がいると、政府と公的機関とを公私混同してしまう。こうした行為は、選挙裁判所によって社会的な制裁を受ける必要がある」と語った。

こうした批判に対し、ジウマ大統領は2日、「あなた方(報道陣)はそんなばかげた話を信じるのか」と語り、取り合おうとしなかった。

2日、アエシオ氏と同党のミナス州知事候補のピメンタ・デ・ヴェイガ氏は同州選挙裁判所に申し立てを行なった。

アエシオ氏は、選挙戦への郵便局の不正利用に関し、パウロ・ベルナルド通信相(PT)やヴァギネル郵便局総裁ならびに郵便局幹部に対する刑事訴訟も辞さない構えだ。

アエシオ氏はミナス州元知事だが、9月30日付発表のイボッピ調査での同州内での支持率は、ジウマ氏の36%に対し31%(マリーナ氏は17%)だった。ピメンタ氏も25%で、フェルナンド・ピメンテル氏(PT)の45%に大きく水を開けられている。

一方、マリーナ氏支持の社会大衆党(PPS)の下院リーダー、ルーベンス・ブエノ下議は1日に連邦検察局に申し立てを行ない、ジウマ大統領が郵便局を選挙戦に不正利用していないか、調査するよう依頼した。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Kelsen Fernandes/Fotos Públicas)

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