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サンパウロで飛行機がビルに激突の予言!? TAM(タン)航空が予言にあった便名を変更

ジュセリーノ氏 予言 タン航空

ブラジルの現地メディア(「G1」)によると、11月26日(水)にサンパウロ市の高級住宅街にも近い目抜き通りで航空機がビルに激突するというショッキングな予言が、先週、同ビルの管理人に対して送られていたという。

“予言”を送ったのはジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース氏。予知夢による予言者として、来日もしてテレビにも出演、一時、話題になったあの人だった。

予言によると、2014年11月26日、コンゴーニャス空港を8時30分に発つブラジリア行のTAM(タン)航空JJ3720のタービンのひとつに故障が生じ、午前9時にカンピーナス並木道と(パウリスタ)大通りの交差点近くにあるビルと衝突する運命にあるという。

しかし、航空省のサンパウロ航空保護地域サービス(SRPV)は、コンゴーニャスからブラジリアに向かう商用航空機で、パウリスタ大通りの上空をルートにしている便はないという。

これを受けてTAM(タン)航空は、19日(水)の時点では「G1」に対し、定期的に事故予防のための検査や保全は行っており、厳密な安全用件を満たしていることを航空当局に認定されていると述べたうえで、セキュリティは最優先されるべきものであり、警報を考慮してこの時期のオペレーションに気を配ると述べていた。

そしてTAM(タン)航空はその後、予言にあった便のフライトナンバーを変更したと、20日(木)づけ「G1」が伝えた。航空券の販売を行うウェッブサイト上で便名がJJ 4732に変わっていることが発覚したという。

便名の変更について同社はコメントは発表していない。

この予言の警告書は18日(火)、「バハォン・ジ・セーホ・アズウ」ビルの管理人セヴェリーノ・アウヴィス・ジ・リマさん(67)によって建物にオフィスや作業場がある商業スぺースの従業員やテナントに通知されたことから、メディアやSNSでもちょっとした騒ぎになっていた。

「(ブラジル社会党(PSB)候補だった)エドゥアルド・カンポスの飛行機事故を聞いたとき、彼が多くの状況を示していたことを知りました。中には起こったものもあるし起こらなかったものもありました。私は公証役場に行き、彼が公証役場で登記して保管していた手紙のコピーを入手しました。建物の共有者には知らせた方がいいと思いました」(セヴェリーノ・アウヴィス・ジ・リマさん)

同ビルにひと部屋持っている女性起業家のパウラ・バカーロさん(33)は予言を一笑に付す。

「私はこの手紙のことは2005年に知りました。当時私はシステムアナリストで、隣のビルに入っている銀行で働いていました。当時、銀行の人事が、預言者自身が送ったこの手紙を受け取ったのです。だから私はこの手紙について知っていましたし、信じてもいません。正直、笑ってしまいます」(パウラさん)

「事が起こるとは誰も信じてはいないでしょう。管理人は、事件が起こった際に責任を逃れるために手紙を(ビルの利用者に)送ったのだと思います。彼が本当に信じているかどうかは私は知りません。11月26日が終わっても私は仕事をしているでしょう」(パウラさん)

サポートアナリストのブライアン・ソウザさん(26)は通達を見ていなかったが「私はいくつかのパニックが引き起こされると思います。私自身は信じていません。仕事にも来ます」と語った。

管理人は商業エリアの従業員たちを集めて問題を討議し合うための会合を設ける予定だという。

「私は彼ら簿判断力に任せますが、私はここに留まるでしょう。私は担当者なので、私は来ます。皆が私に聞きますけどね。『あなたが!?』って。でも私はとどまります」(セヴェリーノさん)

そういいながら管理人は飛行機事故の起こるであろう場所の推測にも余念がなく、予言にあるカンピーナス並木道とパウリスタ大通りの交差点近くにあるふたつのビルが巻き込まれると考えているという。

予言者ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース氏は2014年の10月24日にサンパウロ市の第8登記所で予言を登記しているという。ジュセリーノ氏によるとこの予言は2005年7月に見た予知夢の中で現われていたものだという。

「飛行機はブラジリアに向けて朝8時半に飛び立ちます。そしてこの航空機はタービンに問題があるのです。友好的に、この会社に飛行機を外して欠陥を見つけるための調査をするようお願いしました。同社は対応して、登記所を通じて通知を手にしていました」(ジュセリーノ氏)

またジュセリーノ氏は、同機のチケットを買っていた何人かの人がフライトをキャンセルしたことを示すコピーを彼に見せたという。仮説の悲劇的事件の詳細を記した書類によって、即座に対応を行動に移してほしいと語った。同時に、預言が間違っていることも望んでいるという。

「最も最大の損害はこれが現実に起きてしまうことです」と語り、大惨事を避けるため航空機のキャンセルを擁護すると述べていた。

ジュセリーノ氏によるとこの事故は自然災害ではなく故障によって引き起こされるものなので、回避することが可能だという。

「私たちが地震やハリケーンのような自然現象について話しているのなら、変えようがありません。今回の件は機械に関することなので変えることができるのです。これはフィクションではありません。映画のように予兆を見たのです。誰も死にいくことはありません。この日だけのことなのです。もしこの日に事故が発生しなければ、他の日に発生することはありません」(ジュセリーノ氏)

(文/麻生雅人、写真/Paulo Pinto/Fotos Públicas)

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