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ジウマ大統領、ペトロブラス贈収賄事件疑惑議員リスト公表で、第2期政権閣僚人事を再考か

エンヒッキ・アウヴィス議員

ラヴァ・ジャット作戦でパウロ・ロベルト(ホベルト)・コスタ容疑者が連邦検察に行った報奨付供述で上げたとされる、「ペトロロン(ペトロブラス(PB)疑惑)」に絡んだ28人の政治家のリストが(12月)18日に公表された。

(これを受けて)ジウマ大統領が、第2期政権用の閣僚の人選で再考を迫られている。また、上・下院の現在の議長がリスト入りしていることの余波も大きいという。20日付伯字紙が報じている。

連邦検察庁はラヴァ・ジャット作戦に関する政治家に対する告発を2月以降に伸ばしたが、その際に告発が予想される人物を、18日付エスタード紙は既に割り出していた。それはコスタ容疑者が8月下旬から9月上旬にかけて、パラナ州の連邦検察で行った供述で名前があがった人物をまとめたものだ。

この報道で名前が明らかになった人物に関し、ジウマ大統領は閣僚選びを考え直しはじめていると言われている。

同大統領の第1期政権は発足年の2011年に7人の閣僚が辞任。うち6人が汚職に絡むものだった。ジウマ大統領としてはどうしてもその二の舞を避けたい意向がある。

そこで懸案とされるのが、エンリケ(エンヒッキ)・アウヴェス現下院議長(民主運動党・PMDB)だ。同議長は、観光相か港湾局長官のどちらかの役職に就くと見られていたが、コスタ容疑者のリストに名前があがったことで立場が微妙になっている。

同議長は10月に行なわれた北大河州知事選挙で落選し、ジウマ第2期政権で自分の役職がなくなることを恐れ、党の上司であるミシェウ・テメル副大統領を介して閣僚入りを狙っていた。

なお、アウヴェス議長に代わる下院議長の後継者争いも注目される。

最有力候補は下院におけるPMDB内の反ジウマ派リーダーのエドゥアルド・クーニャ氏だが、これに対抗し、アルリンド・キナリア下議(労働者党・PT)やジュリオ・デウガード下議(ブラジル社会党・PSB)も出馬している。

また、同じくリストに名前があがったエジソン・ロボン鉱山動力相(PMDB)の後任としては、PMDBの上院リーダーのエドゥアルド・ブラガ氏が有力視されているという。

一方、上院議長のレナン・カリェイロス氏もコスタ容疑者のあげたリストに載っており、これによって同上院議長の再選も危ぶまれて来ているという。

レナン氏再選に対する議会内の拒絶反応は、民主社会党(PSDB)を中心とした野党側で既に起こっていたが、PTもいくつかの党と結託してレナン氏に代わる新たな候補を物色している最中だという。このPTを中心としたグループは、81人いる上議のうち、30人にのぼっているという。

レナン氏に対する拒絶反応は、同氏がペトロブラス傘下のトランスペトロの総裁に指名したセルジオ・マシャド氏が、コスタ容疑者からペトロロンに絡んだ関係者のひとりとして指摘されたことが明らかになったことが原因で起きはじめた。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Gustavo Lima/Câmara dos Deputados)
写真は12月22日、連邦下院議会。中央がエンヒッキ・エドゥアルド・アウヴィス下院議長

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