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サンパウロ市、診療待ち時間短縮に着手

ブラジルの公立病院

サンパウロ市の市立病院で診察などを受けるのに数カ月かかっている事態を解消するとの公約を果たせずにいたフェルナンド・ハダジ(アダジ)サンパウロ市長(労働者党・PT)は、2017年までに統一医療保健システム(SUS)の患者が最長でも60日以内に診察や検査を受けられるようにするという目標を定めたと(1月)21日付フォーリャ紙が報じている。

昨年7月のデータによれば、診察には平均205日、検査にも平均124日を要していた。

この目標はサンパウロ市保健局によって定められた。同局局長補佐のパウロ・デ・タルソ・プッチーニ氏は「方向性としては最初に診察する総合診療科の医師たちが自分達でより多くのケースを解決出来るようにすること。専門医の診断待ちの列がへれば、最大でも30日から60日の診療待ちですむはずだ」と述べた。

主婦のソアレスさんは息子のペドロ君(2歳)の泌尿器の手術を1年以上待っている。年金暮らしのカルバーリョさんは補聴器に問題があり診察予約をいれたが、4月まで待たされる事となり、ベルミーノ・ダ・シルバさんは心臓専門医の診察を8カ月待っている。

精管切除や殺菌などの特定の医療措置の待ち時間半減といった新たな計画も議論されている。

また各病院ごとに独自の診察待ち時間短縮目標を定めているところもあるが、病院も医師も足りていないのが現状で、本当に診察の待ち時間短縮を実現するにはハダジ(アダジ)市長も公約した、医療施設の新設が不可欠だという声も上がっている。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Marcello Casal Jr./Agência Brasil)
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