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2015年、ブラジルで注目の成長産業は…!?

朝食かご

ブラジルでは2014年は、水不足、交通渋滞、インフレ加速など社会問題が国民生活に大きな影響を与えたが、一方で新しい産業を生み出しつつもある。

TVグローボが番組「ペケーナス・エンプレーザス・イ・グランジス・ネゴーシオス」で1月25日付で伝えたところによると、今、都市部で最も注目されている事業分野の一つが、デリバリーサービス業だという。

ありとあらゆる小売業者が、新しい顧客層を獲得するためにデリバリーサービスを始めているという。

最近はお菓子や果物などの詰め合わせかご(通称「朝食かご」)のデリバリーが急増しているが、今や食べ物だけでなく花束、シャンパン、時にはくまのぬいぐるみまでついた豪華版が登場している。子供の誕生、愛の告白、夫婦の記念日など特別な日を演出するサービスとして人気を博しているという。

朝食かごの価格帯は120~700レアル(6千円~3万5千円)と幅広い。ある事業主は朝食かごを月に500セット、約5万レアル(約250万円)を売り上げ、今後はさらに15%の増加を見込んでいる。

産業コンサルタント、アナ・ヴェッキ氏の分析によると、デリバリー需要の高まりは、購買力のある層が以前よりも時間に追われていて店で買い物をする時間がないことと、交通渋滞などで外出意欲が以前よりも低くなっていることが背景にあるという。

食品のデリバリーサービスは増加の一方だが、都市部では移動に時間がかかる。現在ブラジルには120万人のバイク配達人がいるが、そのうち20万人がサンパウロに集中し、今や配達用バイクが道路上の一大勢力になっている。渋滞が常態化している大都市でいかに早く届けるかが勝負を分けるともいえる。

食品・飲料のデリバリー件数は世界的に増加の傾向にある。56か国の2万8千人を対象にしたニールセン社の調査では、2年前と比較し40%の増加が見られた。

ヴェッキ氏いわく、デリバリー需要を高めた交通渋滞以外の事情としては、スマートフォンやタブレットのアプリ開発があるという。デリバリーサービスを集約したウェブサイトができたことも大きいが、スマートフォンやタブレットで掲示されるデリバリー店からのおすすめ品広告が消費を刺激しているのだそうだ。

デリバリーサービスのサイト「デリバリー・オンライン」の運営会社によると、今年デリバリーサービスは前年比100%の成長が見込まれるという。

(文/余田庸子、写真/Reprodução/「Pequenas Empresas & Grandes Negócios」/TV Globo)
TVグローボの「ペケーナス・エンプレーザス・イ・グランジス・ネゴーシオス」は日本ではIPCTV(グローボ・インターナショナル)(080-3510-0676 日本語対応ダイヤル)で放送中

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