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アマゾン川が逆流するポロロッカ現象で、サーファーたちが新記録に挑戦

ポロロッカ

アマゾン川の河口付近で起こる、逆流現象ポロロッカ。パラー州政府が運営する「サーフ・ナ・ポロロッカ」によると、先住民族の言葉で「大轟音」を意味するというこの現象は、月の引力によって海が満潮になったとき潮が河川に侵入して引き起こされる潮汐波の一種とのこと。

潮汐波は、河川の深さや河口の形状によって潮汐波の規模も変わる。ほとんどのポロロッカは小さく高さも約0.5メートルほどだが、大きな波では6mから数10mの高さにもなり、時速30kmで逆流する。

アマゾン川以外でもフランスのセーヌ川(マスカレと呼ばれる)、インドのガンジス川(ボアと呼ばれる)など世界各地で見られる現象ではあるが、河川が浅く、河口が広いアマゾン川では、大きな潮汐波が引き起こされるという。

アマゾン川の河口近くでも、特にポロロッカのメッカとして知られているのがパラー州のサン・ドミンゴス・ド・カッピン。潮汐波は時速10~15マイルで川に流れ込み、高さは3~6mになるという。逆流現象は約40分つづくそうだ。特に、3月~4月にかけて起こるポロロッカは規模が大きく、近年ではサーフィンのメッカとしても名を馳せている。

今年もポロロッカのシーズンを迎えたサン・ドミンゴス・ド・カッピンでは、多くのサーファーたちが集まり、ひとつの記録に挑戦しているという。

アジェンシア・パラーによると、3月20日(金)の12時26分にポロロッカが起こり、約60名のサーファーが波に向かっていった。ひとつの波に一度にサーファーが乗る記録で国内の新記録を目指しているという。

ブラジル国内のさまざまな記録を認定している「ランクブラジル」のルシアーノ・カダリ監督官も現地入りしており、この記録を認定して記録する予定だと語っている。ルシアーノ氏は、21日(土)と22日(日)の挑戦によって記録を測定すると語っていた。

しかし21日(土)のポロロッカでは残念ながら記録達成はならず。記録が達成できるかどうかは22日(日)の波に託されることとなった。

「今日(21日)は、50人以上のサーファーがひとつの波に乗るのを見られました。残念ながら今日は記録を測定できませんでしたが、明日には記録できるでしょう」(ルシアーノ・カダリ監督官)

ポロロッカ

ポロロッカ

(文/麻生雅人、写真/Sidney Oliveira/AG Pará)
写真は3月20日~21日、パラー州サン・ドミンゴス・ド・カッピン。ポロロッカで新記録を作ろうとサーファーたちが集まっている

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