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コリンチャンス、リベルタドーレス杯でまさかのベスト16敗退

コリンチャンス対グァラニー

「エッ、リーミナードー」「エッ、リーミナードー」と満員の観客がいきなり叫びだした。みんな心から楽しそうに発声している。

リベルタドーレス杯決勝トーナメント1回戦・第2試合、コリンチャンス対パラグアイのグァラニー戦を観戦に訪れた時のこと、試合開始前にスタジアムが大騒ぎになった。

何が起こったのか周りに尋ねると、ライバルのサンパウロFCがPK戦の末破れた事を祝っているのだそうだ。「エリミナード」(「除かれた」の意)は、トーナメントから除かれた(=敗退)と言う意味だった。アウェイの第1試合を0対2で落としている自分達(コリンチャンス)こそトーナメント敗退の危機だというのに、ライバル、サンパウロFCの失態はいつでも「蜜の味」というわけか。

そうこうしている間に試合開始、2点リードのグァラニーは1人だけ全員に残し自軍ゴール前に堅陣を築いた。コリンチャンスは外からのセンタリングや中央を細かいパス回しで崩そうとするが敵のゴールは一向に割れない。

コリンチャンス対グァラニー

惜しいチャンスがありながらも前半を0対0で折り返したコリンチャンスは、後半開始からDFを削って攻撃的選手を入れるギャンブルに出た。本格的に総攻撃に入ろうとしたところ、焦りが出たか、後半7分ラフプレーで退場者を出してしまった。

「いい加減に敵も前に出てくるだろう。スペースが開くから逆にチャンスかも」との筆者の超希望的観測も実らず、逆にコリンチャンスは24分に2人目の退場者を出してしまった。

これは流石に勝負あり。9人対11人では、ボールを回されたらとることさえできない。2点差の挽回は不可能だ。

コリンチャンス対グァラニー

普段なら観客はゾロゾロ帰りだすところ。でもこれは、南米制覇のかかる特別な大会。多くは勝ち目が無い事を知りつつ、去りがたくしていた。筆者も終電の心配はありながら、「けじめ」の意味で最後まで見届けようと残った。

結局終了間際に失点し、万事休す。観客が半分になったスタジアムからは「俺たちゃ、こんなの慣れっこさ、神様ありがとう」との強がりのコールが、さびしくコダマしていた。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Daniel Augusto Jr./Ag. Corinthians)
写真は5月13日、サンパウロ。コリンチャンス対グァラニー戦

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ちょっと残念、首都ブラジリア

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