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ブラジル石油公社、2015年第一四半期は53億レアルの黒字。市場の予想大幅に上回る

ペトロブラス第一四半期決算

ペトロブラス(ブラジル石油公社)が5月15日、2015年第1四半期は、2014年同期比1.2%減の53億レアルの黒字だったと報告したと16日付伯字紙が報じた。

連警のラヴァ・ジャット作戦で大型汚職が摘発された2014年は、汚職に伴う損失を計上すべきとする監査会社が、収支報告書への署名を拒否したため、第3四半期と14年の決算報告が大幅に遅れたが、今回の報告は通常の期間内に監査も経た上で行われた。

決算報告前には第1四半期の純益は昨年同期比49.5%減の27億2000万レアルとの予想が出回った事もあり、昨年同期比減ではあっても53億3000万レアルの黒字と発表後は株価も上昇した。

昨年の収支は、第1四半期と第2四半期が53億9000万レアルと49億6000万レアルの黒字だった後は、第3四半期が53億4000万レアル、第4四半期も26億6000万レアルの赤字だった。

第1四半期の収入は743億5000万レアルで昨年同期比8.8%減だが、第1四半期の収支が2014年同期並みの黒字に転じた最大の理由は燃料価格が適正化された事だ。

ガソリンやディーゼル油の価格は政府の統制下にあり、インフレ高騰を恐れた政府が、国際価格高騰中も国内価格を抑制していたため、ここ5年間での損失は600~800億レアルに上っていたという。

だが、現政権の経済スタッフは人為的な価格統制によるインフレ抑制を避ける方針のため、現在の燃料価格は国際価格より若干高い位だ。これにより、燃料販売を担当する供給部は、販売量低下にも関わらず、2010年以来初の61億8100万レの黒字計上となった。エタノールとの競合で第2四半期の燃料輸入は減少する見込みだが、燃料価格の不均衡で生じた損失は徐々に回復すると見られている。

負債の増加は懸念材料で、ドル建て負債は昨年末の1062億100万ドルより少ない1036億3400万ドルとなったが、短期負債は為替変動などにより25.8%増の397億2100万レアルとなり、総負債額は1249億レアルに達した。

4月1日の中国開発銀行からの35億ドル始め、5月にはブラジル銀行から45億レアル、連邦貯蓄銀行から20億レアル、ブラデスコから30億レアル、スタンダード・チャータード銀行から30億ドルの融資獲得と報告されたが、第4四半期の投資額は昨年同期比13%減の178億4300万レアルだった。

財務部長のイヴァン・モンテイロ理事は、負債増加は懸念材料である事を認めつつ、負債軽減策やその期間は新しい取引計画発表後に明らかにするとの意向を表明した。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Agência Petrobras)
写真は5月15日、リオデジャネイロ。ブラジル石油公社が2015年第一四半期の決算報告を行った

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