FIAフォーミュラE選手権最終章、6月27日(土)、28日(日)にロンドンで開催。年間王者でネルソン・ピケJr.を追うルーカス・ディ・グラッシ、「レースだけに集中したい」

2015年 06月 26日

FIAフォーミュラE選手権

電気自動車による公道レース、FIAフォーミュラE選手権がいよいよシーズン最終章。最終戦となる第10戦、第11戦(イギリス ロンドン大会)が6月27日(土)、28日(日)に開催される。

フォーミュラEの初代“年間王者”をネルソン・ピケJr. 、ルーカス・ディ・グラッシ(ルカス・ジ・グラッシ)というブラジル勢2人が争う本大会は日本でも生中継される。

2014年9月に開幕したフォーミュラEのファーストシーズンも、残すはイギリス・ロンドンでの2大会のみとなった。「初代年間王者」をかけた争いも、いよいよクライマックス。

現在までのトータルのドライバーズポイントによる順位は下記。

ピケ      8-9-5-5-4-2-2-1-1
ルーカス 1-1-1-1-2-1-1-3-2
ブエミ     18-6-2-3-5-4-3-2-3
プロスト   9-4-4-4-1-3-4-4-4

ここまで128ポイントを獲得し、総合順位のトップを走るネルソン・ピケJr.(ブラジル/ネクストEV TCR)を、ルーカス・ディ・グラッシ(ブラジル/アウディ スポーツ ABT)が17ポイント差、セバスチャン・ブエミ(スイス/e.ダムス ルノー)が23ポイント差で追いかける展開となっている。

果たして、ロンドンでの2連戦を終え栄光を手にするのは誰か。大逆転の可能性もまだまだ残されている。ブラジル勢2名の熱い争いから目が離せない。

決戦を前に、ルーカス・ディ・グラッシのコメントが届いたのでお伝えしよう(次ページへつづく)。

(文/石原聖士、写真提供/テレビ朝日)

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