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ジウマ大統領、「卑劣極まる」とテロを非難。仏オランド大統領に連帯のメッセージを贈る

トリコロールの大統領府

大統領府によると、ブラジルのジウマ・ルセフ大統領は、パリで120名以上の犠牲を出したテロ攻撃があった後、フランスのオランド大統領に”連帯”を示す手紙を送ったという。ブラジルのメディア「G1」(11月14日づけ)が伝えている。

メッセージの中でジウマ大統領は、今現在はショックと悲しみでいっぱいであり、テロには徹底的に対処すべきだとコメントしているという。

「G1」は、13日(金)に、パリ市内のコンサートホールのバタクランなど数か所で起きた同時多発テロ事件では、128名(14日時点)の犠牲者を出し、フランスにとって近年で最悪のテロ事件となったと伝えている。14日(土)には過激派組織イスラム国による犯行声明があったという。

ジウマ大統領は13日(金)の時点でツイッターで「テロリストの蛮行には愕然としている。暴力には断固抗議をする。私はフランスの人々や政府と連帯していく」とコメントしていたという。

フランスのオランド大統領への書簡には、「金曜の夜、パリで行われた卑劣極まるテロ攻撃のニュースを聞き、私は深い驚きと悲しみと受けました。ブラジル人の心と意思は犠牲者の家族や負傷者と共にあり、ショックと悲しみでいっぱいです。ブラジル政府は、フランスの人々、そして政府との連帯を表明します。行われた蛮行に、猛烈に抗議します」と記されていたという。

また大統領はG20サミットやBRICs首脳会議に出席するため、14日(土)の朝はトルコに滞在していたが、ツイッターなどでテロに対するコメントを改めて公表した。

その中でジウマ大統領は、ブラジル人2名もテロという蛮行に巻き込まれ怪我を負ったことに触れ、入院したものの重傷ではなかったことに安心したとも記した。彼らの回復を見守るとともに、オランド大統領とパリ市民にお悔やみを述べ、テロには徹底的に戦うと、表明した。

マリア・エジレウザ・フォンチネリ・ヘイス駐フランス・ブラジル総領事によると、怪我をしたブラジル人は男女1名づつで、テロがあった当時レストランにいたという。何十名もの死者が出た銃撃の中で2名は怪我を負ったとのこと。

マリア総領事は「G1」に対し、まだテロ事件は引き起こされる可能性があるため、パリ市内を出歩いたり飲食店など人が集まる場所はできるだけ避けてほしいという勧告を伝えたという。

(文/麻生雅人、写真/Anderson Riedel/VPR)
パリで同時多発テロが起きたことを受け、フランスに連帯を表明してブラジリアの大統領府(プラナウト宮)も14日、トリコロールでライトアップされた

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