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事情聴取を受けたルーラ元大統領、警察や裁判所に抗議

ルーラ元大統領

3月4日(金)、連邦警察での証言を行った後、ルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウバ元大統領は、サンパウロ市労働者党(PT)本部で声明を発表した。

会見の中で元大統領は、裁判所やメディアの対応を批判した。「UOL」、「ヴァロール」など現地メディアが同日づけで伝えている。

連邦警察は第24次ラヴァジャト作戦を遂行して、ルーラ元大統領は、令状を携えた連邦警察に対して証言を行った。その後の会見の中でルーラ元大統領は、連邦警察の行動に対し「怒り心頭」であると語った。

連邦検察と連邦警察の捜査対象となっている、サンパウロ州の海岸沿いグアルジャーの高級マンション(室内が三階建て構造になっている)に関して、元大統領は、自分は所有者ではないと反論した。

「私が所有者だといわれているマンションは、私のものではありません。買ってもいませんし代金を支払ってもいません。私は所有者ではありません」(ルーラ元大統領)

セルジオ・モーロ判事は、元大統領と家族が頻繁に利用していたとされるサンパウロ州アチバイーア市のサンタバーバラ農場の捜査にも許可を出している。同農場は、元大統領が現役大統領時代の2010年10月から2011年1月ブラジルの建設王手のオデブレヒト社とOASがリフォームを手掛けているという疑惑が持たれている。

同農場は、所有者のひとりに、ルーラ元大統領の長男で通称”ルリーニャ”ことファビオ・ルイス・ルーラ・ダ・シウバ氏の名があるという。元大統領は不動産の所有を否定したが、2012年から2016年1月にかけて少なくとも111回、元大統領や家族が同農場を訪ねていることを示す記録があるという。

連邦警察は2014年からOASと農場のリフォームの関係を捜査していた。証言者たちによると、OASは少なくとも18万レアル相当の家具類を同農場に投じているとのこと。「フォーリャ・ジ・サンパウロ」によると、オデブレヒト社が改装に使った資材は約50万レアルだったという。

(文/麻生雅人、写真/Paulo Pinto/Fotos Públicas)
写真は3月4日(金)、サンパウロ市労働者党(PT)本部で会見を行うルーラ元大統領

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