「Juntos!! 中南米対日理解促進交流プログラム」でブラジルの連邦議員など30名が訪日
2016年 03月 22日「Juntos」。スペイン語やポルトガル語で「共に」を意味する言葉だが、2014年に安倍総理が行った中南米訪問の際にサンパウロで行った外交スピーチの中で使われたキーワードとしても記憶に新しい。
日本の外務省はこのキーワードを冠した「Juntos!! 中南米対日理解促進交流プログラム」を3月20日から実施している。プログラムの一環でブラジルから連邦議員、地方議員、若手行政官、経済関係者など計30名が訪日中だ。
「Juntos!! 中南米対日理解促進交流プログラム」は、外務省発表によると「中南米各国で、様々な分野において日本との関係強化に貢献することが期待される人々を対象に、我が国の中南米に対する外交政策や伝統、最新技術等に触れる機会を設けることで日本についての理解を深め、ひいては、日本と中南米の絆を深めることを目的として実施する」というもの。
一行は日本に滞在中、「政治・経済交流を通じた対日理解の促進」をテーマに政府関係者との懇談や、経済関係者・有識者等との意見交換、企業訪問等を行う予定。
その後、グループに分かれて京都府、広島県等を訪問。地方自治体、地場産業、歴史・文化施設などへの訪問・視察等にも参加予定とのこと。
外務省は、このプログラムを通じて、参加者が我が国に対する理解を深め、帰国後も一人一人が日本の魅力の積極的な発信者となることが期待されるとしている。
一行の訪日プログラムは28日まで行われる予定。
(写真・文/麻生雅人)
3月22日(火)、駐日ブラジル大使館を訪問した一行より。中央はアンドレ・コヘーア・ド・ラーゴ駐日ブラジル大使閣下