ブラジルのファッション専門学生がファッションショーに挑戦

11月11日（金）、ブラジリアの国立博物館にて、全国工業職業訓練機関（SENAI）が主催するファッションショー「セナイ・ブラジル・ファッション」が開催された。「アジェンシア・ブラジリア」、「メトロポリス」など現地発の電子メディアが伝えている。

このファッションショーは、全国工業職業訓練機関（SENAI）のファッション分野の教室で学ぶ、ブラジル全国の学生たちの実習と、デザイナー育成を目的として開催されているもの。今年で3回目を迎えたこのイヴェントには12名の若きファッションデザイナーの卵たちが参加した。

また、ショーはブラジルの第一線で活躍するファッションデジアナーたちのオリエンテーションに導かれて行われた。協力したのはアレクサンダー・ヘルコヴィッチ、ホナウド・フラガ、リノ・ヴィラヴェントゥーラ、レニー・ニーマイヤー、ダニエウ・ウエダ、マックス・ブルン、ウィウソン・ハニエリ、ジャキソン・アラウージョなど。

クリチーバ出身のカロリーニ・コンタトールさんは、レニー・ニーマイヤーのオリエンテーションを受けて1960～70年代にインスパイアされた、レトロをテーマにした作品を発表した（次ページへつづく）。

（文／麻生雅人、写真／Pedro Ventura／Agência Brasília）