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ドル安傾向でブラジル人の国外消費が急増

リオ ガレアォン空港

2016年初めにレアル安が底を打って以降、レアル高・ドル安が徐々に進んでいるが、今年(2017年)に入ってもその傾向は基本的に変わっていない。

そして、ドル安の進行とともに増えてくるのが海外旅行者だ。

グローボ系ニュースサイト「G1」が3月24日づけで伝えたところによると、ブラジル中央銀行が2017年1~2月のブラジル人の海外消費動向を発表したという。

中央銀行の調査によると、ブラジル人の海外での消費は前年同時期と比べ75%増加し、金額でも今年の1~2月の国外消費額は29.3億レアル(約1113億円)で、昨年の16.8億レアルから大幅に増加していることがわかる。

増加に大きく影響したのがホテルの宿泊費と航空券代。これらはドル安の恩恵を最も感じやすい支出だ。

ブラジル国内では失業や負債の増加などが多く見られ、まだ不況を脱し切れていない感がある中で起こっていることとしてはとても興味深い。

先月(2017年2月)、ドルは2%上昇し2月末日の終値は1ドル3.11レアルだった。上がったとはいえ、1ドル4レアルを記録した2016年同時期と比べるとまだ割安な水準だ。

2017年2月単月でもドル消費は62%増の13.6億レアル(約517億円)で、前年の8.41億レアル(約320億円)を大きく上回る。ちなみに2015年2月は14.8億レアル(約560億円)だった。

一方、ブラジルにやってくる外国人のブラジルでの消費は、2017年の2か月で11.9億レアル(約450億円)で昨年同時期の12.4億レアル(約470億円)から少し減少している。

2月単月を見ても2017年が5.35億レアル(約203億円)で、2016年の5.99億レアル(約228億円)から減少している。

(文/原田 侑、写真/Tânia Rêgo/Agência Brasil)
写真はリオデジャネイロ、トン・ジョビン空港の売店。外国人観光客のブラジル国内での消費は減少傾向にある

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