2017年 06月 11日 07:58
「オ・グローボ」、「ヴァロール」他ブラジル各紙が6月9日(金)づけで報じたところによると、ブラジル最大級の化粧品・トイレタリーブランドであるナトゥーラ・コスメチコスS.A.(Natura Cosméticos S.A. 以下「ナトゥーラ」)が、英国の同業ブランド、ザ・ボディ・ショップ(The Body Shop International PLC. 以下「ボディショップ」)の株式取得に向けて、現株主のロレアルS.A.(L’Oréal S.A 以下「ロレアル」)と独占交渉に入ったという。
天然素材にこだわる商品の先駆者的存在のボディショップは、2006年にロレアルグループの傘下に入ったが、ラッシュ(Lush)やロクシタン(L’Occitane)といった同業ブランドの出現で激しい競争にさらされてきた。
ロレアルは2017年に入り、ボディショップのブランド戦略の大幅な見直しを行い、売却も視野に入れて各方面に働きかけてきた。
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(文/原田 侑、写真/Divulgação)
写真はナトゥーラの主力ラインのひとつ「エコス」
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