「モニカ」作者のマウリシオ・ヂ・ソウザさん平成25年秋の外国人叙勲・旭日小綬章を受賞

2013年 11月 6日

マウリシオヂソウザ

ブラジルの国民的人気版画「モニカ」シリーズで知られるMaurício de Souza マウリシオ・ヂ・ソウザさん(78歳、サンパウロ州サンパウロ市在住)が、「ブラジルにおける日本文化の紹介及び対日理解の促進に寄与」した功労で、平成25年秋の外国人叙勲・旭日小綬章を受賞した。内閣府が11月3日に発表した。

マウリシオ・ヂ・ソウザさんは手塚治虫氏と親交が深く、手塚氏の生前に約束していたお互いの漫画のキャラクターの共演を、「モニカ・ジョーヴェン」というシリーズで2012年に実現させた。08年には、ブラジル日本移民100周年の公式キャラクター、チカラとケイカも描き、彼らを「モニカ」シリーズに登場させて日本文化をブラジルに紹介した。

その他、平成25年度の外国人勲章でブラジル人では、Fernando Bittencourt フェルナンド・ビッテンクール(ビッテンコート)さん(66歳、現 TVグローボ技師長、リオデジャネイロ州リオデジャネイロ市在住)が「我が国放送事業の発展及び日本・ブラジル間の相互理解の促進に寄与」した功労で旭日中綬章を受賞した。

(文/麻生雅人、写真/LatinContent/Getty Images)
写真は2013年4月18日、ネイマールと共に記者会見に登場したマウリシオ・ヂ・ソウザ(写真右)。マウリシオはネイマールの漫画を執筆している