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スターバックス、2014年のブラジルのコーヒー豆を不作と評価

ブラジルコーヒー

ブラジルは世界のコーヒー市場の約3割を賄い、コーヒー豆の輸出額は世界一(農林水産省「ブラジルの農林水産業概況」による)。高級な豆から格安の豆まで揃うブラジルの豆は、日本中のコーヒー愛好家たちにとってなくてはならない存在だ。

そのコーヒー大国ブラジルは、2013年は大豊作だったが、2014年は一転して大不作となる見込みのようだ。スターバックスの見解を2月14日付け「ブルームバーグ」(電子版)が報じた。

同紙によると、2014年はブラジルのミナスジェライス州などコーヒー豆の産地が記録的な干ばつに見舞われ、作物の価格が軒並み上昇し
ているという。4月ころから始まるコーヒー豆の収穫にも影響が出る見込みとなりそうだという。

この干ばつによるブラジルのコーヒー収穫への悪影響に対する懸念が国際価格を既に押し上げ、ニューヨークのアラビカ豆の先物取引はほぼ14年の間で最も高くなった。

今年想定していた生産量の30%という予想数値も下方修正された。今年の収穫量の減少を懸念して、3月の取引価格は既に5%UPしており、今のところ、1ポンド(約450g)あたり1.43ドルという価格になっている。

世界最大のコーヒーサプライヤーのひとつ、スターバックスコーポレーション( SBUX )は、不作を裏付ける充分な評価を行い、今年の収穫のための初期推定値を公に提供することを拒否したという。

ミナスジェライス州にある6ヘクタールの農家の責任者ルイス・カルロス・ソウザ氏は「葉が火傷していると豆の形成が適切ではない」と語る。

グアシュピで60ヘクタールのコーヒー豆農園を経営するシセロ・モレイラ・ダ・シウヴァ氏は「通常は、この時期には雨量が300ミリを超えるのが普通で、私のファームでは、それが、先月だけ102ミリしか降らなかった。いくつかの農場は40ミリ未満しか雨量を得られず、豆はよく育っていない。私は生産量の約20%を失うことになると思う」と言う。

ワールドカップが開催されブラジル・イヤーとなる2014年、ブラジルの代表的な作物のコーヒー豆は果たして不作となるのか。今後のニュースも目が離せない。

(文/加藤元庸、写真/麻生雅人)
写真はブラジルのコーヒーの名産地でもあるミナスジェライス州の「カフェ・イタウー」の商品

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