ソチ五輪。ブラジルの女子ボブスレー・チーム、あわや大事故! 

2014年 02月 18日

ファビアーノ

ブラジルの女子ボブスレーチームが2月16日(日)のトレーニング中にクラッシュ。しかし大事故には至らず、選手2名は歩いてコースから脱出したと同日付け「NBCワシントン」(電子版)が伝えた。

この日、二人乗りボブスレー・ドライバーのファビアーノ・サントスとサリー・マヤラ・ダ・シウヴァが最初の練習走行でクラッシュ。ソリをひっくり返しながらカーブで空中に飛んだ上、コースの壁にぶつかったという。

その後、彼女たちの180キロのボブスレーの車体は、長い直線コースをスライドした。氷の壁との間を、ヘルメットをかぶったファビアーノの頭を引き摺ったまま滑ったという。

トラックの作業員たちは、ひっくり返ったボブスレー車両から、両選手を引っ張りだし、二人は医師の診断を受けたが深刻な怪我はなかったという。

トレーニング中に起きたこのひどいクラッシュにもかかわらず、二人は火曜日のレースに出場する。

(文/加藤元庸、写真/Divulgação)
ファビアーノ・サントスは2002年にユースで、2004年、2005年はU-23でチャンピオン