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高架下に路上グラフィティ・アートが並ぶ、都市アート屋外美術館(MAAU)

MAAU

サンパウロ市北部のクルゼイロ・ド・スウ大通りにある道路の高架の柱には、ずらりと路上グラフィティ・アートが並んでいる。

この高架下はMuseu Aberto de Arte Urbana 都市アート屋外美術館(MAAU)と名付けられており、柱のひとつひとつにはサンパウロ市の公認を受けたアーティストたちがひとりづつ作品を描いている。2012年に来日して、駐日ブラジル大使館の壁画にグラフィティ・アートを描いたプレストをはじめ、現在、有名になっているアーティストたちの作品も並んでいる。

この都市アート屋外美術館(MAAU)に、新たに22作品が加わることになったことを、2月20日付け「フォーリャ」(電子版)が伝えている。

これまで作品が描かれていたのは、地下鉄のサンターナ駅からポルトゲーザ-チエテ駅の間だったのが、カランヂルー駅のエリアまで延長される。2月15日(土)~16日(日)の25名のアーティストが作業したが、雨の影響で一部の作品は延期となリ、23日(日)までに仕上げられる予定だという。

この高架に路上グラフィティ・アートが描かれはじめたのは2011年4月ころからだという。当時はまだ公認された場所ではなく、11名のグラフィテイロ(路上グラフィティ・アートのアーティスト)が逮捕されたという。その半年後、アーティストたちのグループはサンパウロ州文化局のサポートを得ることに成功。公式な 都市アート屋外美術館(MAAU)として、58名のアーティストが68の作品を、サンターナ駅からポルトゲーザ-チエテ駅の間の高架下に描いた。

2012年10月には住人達との間にトラブルがあり、住居地区との間に鉄の柵が設けられたが、その後、住民や地元で商売をしている人たちが話し合い、柵は取り外されたという。

以降、このエリアは大きく変わった。芝生も植えられ、舗道も作られた。

ビーニョ・ヒベイロと共にプロジェクトに参加しているグラフィテイロのひとりシヴィツは「イルミネーションがついているわけではないけれど、非常に大きな変化です。住民の方々も、この地域に明るい未来がみえてきたと喜んでこれています」と語った。

(写真・文/麻生雅人)
クルゼイロ・ド・スウ大通り高架下の都市アート屋外美術館(MAAU)

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