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サンパウロ州沿岸地方の持続可能な開発の危険地帯住民移動計画

セーハドマール

サンパウロ州の沿岸にある16の市の中で、海岸山脈地帯の山間にあるファヴェーラなど、112の危険な自然環境にある地域から約2500家族を移住させる計画を、3月13日付け「ア・トリブーナ」(電子版)が伝えた。

移住先は、新たに作った16000の住居と、すでにある9000の住居を改築したところ。移住計画に入れられている家族が今住んでいる地域は、いつ壊れるかわからない場所だという。計画では5年以内に移住を終える予定だという

この計画は、サンパウロ州沿岸地方の持続可能な開発(PDSLP)計画の一環で行われるもの。3月13日(木)にグアラジャーで公表された。計画そのものはすでに2014年の1月に行政令第60.024号で決定しており、年間に11億9800万ヘアイス(レアル)、約519億円が投じられることも決まっているという。

この日の式に参加したシウヴィオ・トヘス住宅局長は「家が建てられる場所にどんな形に住居が合うのか、建築にはどのような材料を使うのかなどは、これから討議されます」と語った。

州の環境省のブルーノ・コヴァス長官は、どの地域でどのくらいの予算が必要かを明らかにして、各市にオペレーションセンターを設置して、モニタリングができるようにすると語った。

計画管理ユニット(UGP)のコーディネイター、フェルナンド・シュクリによると、この計画は海岸山脈地帯復興計画の一部に組み込まれているが、計画の中ではつねに海岸線が除外されてきたため、今後は海岸地区も視野に入れていくと語った。

また、Cubatão クバタォン市で行ったように、移住する家族が住居を出たあとに不法占拠で人が住みつかないように管理することが、この計画で最も重要な点だという意見も述べられた。同市では、環境省と環境警察が協力して対策を講じてきたため、この4年間に、空き住居に不法に人が住むことはなかったという。

※1ヘアウ(レアル)=43.293566円で換算

(文/麻生雅人、写真/Instituto Voz)
写真はクバタォンの海岸山脈地帯内にある住居

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