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ワールドカップ中でもデモを行う権利は保証。
ただし暴力・破壊行為は軍警察などの配備で阻止へ

エイラリオメデイロス

FIFAと連邦政府は、ワールドカップブラジル大会で試合を行う32の代表チームに対するセキュリティについて話した。「エスタダォン」(電子版)が2月20日(木)に報じている。

大会期間中のセキュリティのため、公安の専門警官と武装警官を合わせて15万人と、そのほかに2万人の民間のエージェントもセキュリティに加わるという。

最も大きな心配は、大会中にデモが起こることだとして、法務省の大イベントのための臨時警備局のアンドレイ・ホドリゲス局長は「連邦政府は、デモそのものではなく、いかに暴力的な行為を事前に防げるかどうか、非常に懸念を抱いています」と語った。

セキュリティにかける費用は19億ヘアイス(レアル)、約829億円、そのうち11億7000万ヘアイス(レアル)、約510億円は法務省、7億800万ヘアイス(レアル)、約310億円は国防省から出る予定。

2013年のコンフェデレーションカップでは、デモによってバスが止まりトーナメントの運営が標的となる場合があった。

「コンフェデ杯のときは路上で約100万人が抗議活動を行いましたが、ゲームが中断されることも打撃を受けることもありませんでした」(アンドレイ局長)

アンドレイ局長は、警備はデモそのものを止める目的はないと強調した。

「抗議活動そのものを止める目的はありません。なぜならこの国は民主主義の国ですから、抗議運動を行う自由は保障されています。私たちが行いたいのは、本当に抗議活動をしたい人たちと、抗議活動の中で必要以上に暴力行為、破壊行為が行う者たちを区別して対応することです」(アンドレイ局長)

現場主催者委員会(COL)のエイラリオ・メデイロス警備主任は「警備に当たるのはこの道で30年以上の経験を持つ者たちです。当委員会での警備担当の基準は、元兵隊、元軍警察、元警察の現場担当、元法務省の人。彼らは規律に則って任務を遂行します。また、彼らは各代表と対話の窓口になれるように、全員英語を話すか、警備対象の国の言葉を話すことができます」と語った。

(※為替は1ヘアウ(レアル)=43.633884円で換算)

(文/麻生雅人、写真/Getty Images)
エイラリオ・メデイロス警備主任。写真は2013年12月4日、バイーア州コスタ・ヂ・サウイッピで行われたFIFAのメディア会見

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