• MEGA★BRASIL 公式twitter
  • MEGA★BRASIL 公式facebook
ブラジルの新鮮なニュース、コラムを独自の目線から楽しくお届けします。もっとブラジルのことを知ってもっと好きになろう!

ブラジルのモダニズム建築「カーザ・ド・バイリ」

カーザドバイリ

「Casa do Baile カーザ・ド・バイリ」

開館は1943年。ミナスジェライス州ベロオリゾンチ市にあるパンプーリャ湖建築群のひとつとしてOscar Niemeyer オスカー・ニーマイヤーの手によって設計されました。庭の部分は造園家Roberto Burle Marx ホベルト・ブーレ・マルクスが手掛けました。

湖に浮かぶ人工的な小さな島に作られた建造物で、陸地のオターシオ・ネグラォン・ヂ・リマ通りと橋で繋がっています。円形の建物と、やはり曲線でデザインされた池とが、ニーマイヤーのトレードマークともいえる曲線を生かしたデザインの屋根付きの廊下で結ばれています。

廊下部分などに使われたタイルは、同じパンプーリャ湖建築群にあるサンフランシスコ・ヂ・アシス教会のタイルでも有名な画家Cândido Portinari カンヂド・ポルチナーリが手掛けています。

1943年当時、建物内にはダンスフロア、レストラン、キッチン、トイレが供えられ、一般の人々の夜の社交場として作られたそうです。

1946年にブラジルで賭博が禁じられたとき、パンプーリャ湖建築群の中にあったカジノ(現パンプーリャ美術館)が閉鎖され、カーザ・ド・バイリも影響を受けて閉鎖を余儀なくされました。

以降、カーザ・ド・バイリは市の管理下に置かれて多目的、商用のスペースとして利用され、1980年代にはパンプーリャ美術館の別館としても利用されました。

2002年、カーザ・ド・バイリはオスカー・ニーマイヤー自身のコーディネートでリフォームされて、再びオープンしました。リフォーム計画には建築家の Álvaro Hardy アウヴァロ・アルヂ、Mariza Machado Coelho マリーザ・マシャード・コエーリョなどが参加しています。庭園部分もホベルト・ブーレ・マルクスの意匠を生かしながらリニューアルされました。

参考「FUNDAÇÃO MUNICIPAL DE CULTURA」

(文/麻生雅人、写真/Divulgação/Belotur)

■関連記事
ベロオリゾンチで現代アート三昧(1)「カーザ・ド・バイリ」
観光ガイド「るるぶ ブラジル・アルゼンチン」発売
「踊る! ブラジル 私たちの知らなかった本当の姿」発売
ブラジル全国選手権の優良スタジアム・ランキング、マラカナンとミネイラォンが1位に

このエントリーをはてなブックマークに追加