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ブラジルの名優ジョゼー・ヴィウケル、急逝

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「Bye Bye Brasil (バイバイ・ブラジル)」などで知られるブラジルを代表する俳優のひとりジョゼー・ヴィウケルが、2014年4月5日の朝、リオデジャネイロにある恋人 Claudia Montenegro クラウヂア・モンチネグロの家で他界した。同日~7日付け「フォーリャ」、「G1」、「トリブーナ・オージ」(全て電子版)などが伝えている。

友人でプロデューサーのCláudio Rangel クラウヂオ・ハンジェウによると、葬儀は土曜の23時30分から行われるという。

ジョゼー・ヴィウケルは、近年ブラジル映画祭で上映された「Canta Maria 歌えマリア」(2006)や「O Homem do Ano オ・オーメン・ド・アーノ」(2003)のほか、「Dona Flor e Seus Dois Maridos 未亡人ドナフロールの理想的再婚生活」(1976)、「Besame Mucho ベサメムーチョ」(1987)、「Prisoner of Rio リオの逃亡者」(1988)、ショーン・コネリー主演「Medicine Man ザ・スタンド」(1992)など、日本でも公開、もしくはビデオ発売された映画にも数多く出演している。

セアラー州内陸部ジュアゼイロ・ド・ノルチで生まれたJosé Wilker de Almeida ジョゼー・ヴィウケル・ヂ・アウメイダは、子供の頃家族とともにペルナンブッコ州ヘシーフィに引っ越した。母はハイムンダ。父セヴェリーノは巡回セールスマンだった。

初めての仕事は13歳のころ、ラジオアナウンサーとして仕事をはじめた後、ヘシーフィのTVハジオクルビ(TVラジオクラブ)で放送された劇に関わった。

舞台演劇のデビューはヘシーフィでブラジル共産党の民衆文化運動(MCP) 。1967年にリオデジャネイロに出てカトリック大学で社会学を学ぶが、演劇に専念するため学校は中退している。

映画デビューは、フェルナンダ・モンチネグロ主演作「A Falecida」(1965)。

1970年、舞台「建築家とアッシリアの皇帝」でモリエール賞の主演男優賞を受賞した。

1970年代以降はテレノヴェラやミニセリエでも活躍。「Bandeira 2」(1971)、「O Bofe」(1972)など黎明期のノヴェラを支えた。「Gabriela」(1975)、「Anjo mau」(1976)、「Roque Santeiro」(1985)、「Amazônia, de Galvez a Chico Mendes」(2007)など話題作に次々と出演した。

2013~2014年に出演した「Amor à vida」が遺作となった。

近年はテレノヴェラや映画の監督としても活躍。監督・主演映画「Giovanni Improtta」(2013)は、「Senhora do Destino」(2004)で演じたGiovanni Improttaの映画。

2003~2005年にはリオ・フィウミ機関の代表も務めた。

(文/麻生雅人、写真/Divulgação)
写真は映画「Canta Maria(歌え、マリア)」。右がランピオン役のジョゼー・ヴィウケル。「歌え、マリア」日本版DVDはアップリンクから発売中

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